6月14日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと横浜DeNAの「日本生命セ・パ交流戦 2025」第2回戦は、4対0で福岡ソフトバンクが快勝。

　福岡ソフトバンクの先発・上沢直之投手は、初回、1死から連打と死球で1死満塁のピンチを招くが、宮崎敏郎選手を併殺打に打ち取り、無失点で切り抜ける。以降も要所を締めた投球を披露し、4回、5回は3者凡退に。7回表に2死2、3塁と得点圏に走者を背負うも、本塁は踏ませず、7回101球5安打3四死球7奪三振無失点でマウンドを降りた。

　打線は2回裏、秋広優人選手の移籍後初本塁打で先制。5回裏には、代打・川瀬晃選手の適時二塁打で1点を追加する。さらに7回裏、四球と牧原大成選手の安打などで1死1、3塁の好機を演出し、周東佑京選手の一ゴロの間に1点、なおも2死2塁から川瀬選手の適時打が生まれ、スコアは4対0に。

　8回からは、藤井皓哉投手、杉山一樹投手がそれぞれ1イニングを3者凡退に仕留め、試合終了。上沢投手が5勝目をマーク。途中出場の川瀬選手が2安打2打点の活躍で、カード勝ち越しを決めた。

　 １２３４５６７８９ 計
デ ０００００００００ ０
ソ ０１００１０２０Ｘ ４

デ ●大貫晋一-坂本裕哉-堀岡隼人
ソ ○上沢直之-藤井皓哉-杉山一樹

文・薗田陽和