【BOATRACE】多摩川イースタンヤング先行開幕 吉田裕平は優勝モーター! 井上忠政が前検1番時計

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 ボートレース多摩川では14日に「G3第12回イースタンヤング」(優勝賞金220万円)が開幕する。若き闘志がぶつかり合うルーキーたち(9月1日時点で満30歳未満)による戦いで、その頂上決戦「G1ヤングダービー」は9月に宮島で開催される。そのためのステップレースとなるのが東西二手に分かれて行われるイースタンヤングとウエスタンヤング。優勝者にはヤングダービー出場への特急券が手に入るスペシャルなG3だ。多摩川では、芦屋で行われるウエスタンヤングに一日先駆けて、イースタンヤングが開幕する。

 主力が集結する初日のメインカード12R「ドリーム戦」は次の6人で争われる。

<多摩川 初日 12R ドリーム戦>
1枠 吉田 裕平 (愛知・愛知)
2枠 井上 忠政 (大阪・大阪)
3枠 豊田健士郎 (三重・三重)
4枠 飛田 江己 (東京・埼玉)
5枠 澤田 尚也 (京都・滋賀)
6枠 宮之原輝紀 (東京・東京)
※()内は出身・支部の順

 1枠には今大会出場への勝率選考期間である昨年5月1日~今年4月30日の間に最高勝率である7.73をマークした吉田裕平(愛知出身・愛知支部28歳)【冒頭の写真】が入る。手にした73号機は多摩川の現行機(今年4月9日から使用開始)の2連対率ナンバー2(58.7%)のモーターだ。前操者である勝浦真帆が、4カド一撃のまくりで優勝を飾っている優良機で、仕上がれば節イチ級のレース足に期待が持てる。吉田は昨年11月に丸亀で開催されたG1京極賞開設72周年記念競走で記念ウイナーの仲間入りを果たした実績があり、今節ただ1人のG1覇者でもある。まずはトリーム戦で、格上の風格を見せつける逃げに期待したい。

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 2号艇の井上忠政(大阪出身・大阪支部29歳)【写真上】は2連対率26.0%の低勝率43号機とのコンビだが、前検の1番時計である6秒60をマークした。自慢のストロングスタイルのプロペラ調整で、さらにヒットする可能性がある。前走地の戸田ではG3企業杯を10戦6勝のオール3連対で優勝。その戸田で相棒だった44号機も2連対率は34.2%しかない中堅モーターだったが、トップ級のストレートパワーに仕立てての優勝だった。全国一の静水面でパワー勝負になる多摩川、若手屈指の快速屋でもある井上が今節もひと暴れしてくれるはずだ。

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 そのほかのレーサーでは、2連対率ナンバーワンの33号機を福井支部の伸び型使い手である佐藤悠がゲットし、初日は7Rと11Rを走る。8人参加している女子の中では、上田紗奈(大阪出身・大阪支部28歳)【写真上】が前操者・谷口佳蓮が抜群のレース足でオールレディース準優勝した72号機を手にし、初日は4Rと10Rで気配注目となる。
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