【重賞見どころ・函館SSほか】ナムラクレア今年の夏は函館参戦、3年ぶり2勝目へ力の違い見せるか
【函館スプリントステークス(GIII)】 6月14日(土)函館競馬場1200m芝
出走予定16頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(6月12日20時50分時点)をご紹介!
※予想印ランキング……JRA-VANユーザの◎数をランキングで表示
・ナムラクレア(牝6=栗東・長谷川浩大厩舎)5722pt
3歳時から毎年、夏の北海道シリーズに参戦している同馬。今年は3年ぶりの函館SS出走となり、その3年前は古馬を相手に2馬身半差の完勝だった。重賞5勝、GI・2着3回の実績は断然。力通りの走りを見せたいところだ。
・ジューンブレア(牝4=栗東・武英智厩舎)1501pt
2勝クラス、3勝クラスと連勝中の外国産馬。その内容は悠々の逃げ切り、また2番手から楽々と抜け出す文句なしの完勝を収めており、スピードには非凡なものを感じさせる。1200m戦では4戦4勝で重賞のここでも魅力いっぱい。鞍上は武豊騎手だ。
・カピリナ(牝4=美浦・田島俊明厩舎)1460pt
連勝でオープンに昇級後、今年2戦は短距離重賞で好走。前々走のGIIIシルクロードSが4着、前走のGIII愛知杯は3着とこのクラスでも通用するスピードを見せている。こちらは中団からの鋭い差し脚が武器だ。
・ペアポルックス(牡4=栗東・梅田智之厩舎)1079pt
2走前のGIIIオーシャンSで2着、昨年のGIII葵Sでも2着の実績があるスピード馬。2ケタ着順に敗れた昨年のGIII北九州記念、今年2月のGIIIシルクロードSはいずれも稍重馬場。18着だった前走のGI高松宮記念も時計のかかる馬場だった。開幕週の良馬場なら巻き返しだ。
【東京ジャンプステークス(J・GIII)】 6月14日(土)東京競馬場3110m芝
出走予定12頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(6月12日20時50分時点)をご紹介!
・ジューンベロシティ(牡7=栗東・武英智厩舎)894pt
前走のJ・GI中山グランドジャンプは2番人気で4着。またも悲願達成はならなかった。だが、昨年の同レースをはじめ重賞4勝の実績はここでトップクラス。暮れの大一番を目指し、まずは連覇で弾みをつけたい。
・ロスコフ(牡7=美浦・久保田貴士厩舎)529pt
昨年のJ・GIII小倉サマージャンプで重賞初制覇。それ以来、今回が約10カ月ぶりの復帰戦となった。昨年の同レースではジューンベロシティから0秒1差の2着。久々の実戦がどうかだが、力は間違いなく上位の1頭。
・サイード(せん6=栗東・角田晃一厩舎)480pt
前走のJ・GIII小倉ジャンプSでは半馬身差の2着と惜しいところで重賞初制覇を逃した。ただ、ここ4走は2勝2着2回のパーフェクト連対。目下の好調ぶりをここでも生かしたい。
・ホッコーメヴィウス(せん9=栗東・清水久詞厩舎)304pt
重賞4勝はジューンベロシティと並んでメンバー中トップの実績。ただ、昨年8月の小倉サマージャンプを取り消して以来の実戦となるのが気になるところ。長期ブランク明けを経験と底力でカバーしたい。
(文・森永淳洋)
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