【スターツシニア】“連勝”と“連覇”に挑む宮本勝昌、自ら打ち立てたツアー記録『通算21アンダー』が最大の敵?
◆スターツシニア・大会前日◆
宮本は前戦の「すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント」で今季初優勝を飾っており、今大会に『連勝』と『連覇』がかかる。開幕前日の今日はプロアマ戦でタレントの武井壮さんらとラウンドしたが、本人は「何であんなにバーディが取れて、いいスコアが出たんだろう?」と、昨年の出来過ぎな優勝に首を捻る。続けて「武井さんの方がバーディ取ったんじゃないかってくらい」と笑う。
それから約2週間、ショットの調整に取り組み「戦える確率はそのときよりも高いとは思っています」と調子は上向き。それでも、「それがスコアにつながるかは別問題」と慎重に言葉を並べる。
そして、宮本が「マイナス要素ばっかり」と案じているのは、自分自身が叩き出したトータル21アンダーの優勝スコア。「注目してくれるのはありがたいことですけど、21アンダーは普通に考えたら出るわけがない。自分の気持ちをニュートラルにしておかないと、『去年はうまくいったのに』って自分が苦しくなりますよね」。
昨年の自分は追いかけず、初日のティに立つときには「リセット」して、「調子が良かろうが悪かろうがプレーに入れば、1つ1つ丁寧にこなしていくっていうのはやっぱり変わらない」。いつも通りの「一戦必勝」で臨む。
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