<国内男子ゴルフ>岩田と大槻がJGTO最上位の2差4位、よおすけらが7位
韓日共同主管「ハナ銀行 インビテーショナル」
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「63」を出した首位の李亨俊(イ・ヒョンジュン=Hyung-Joon LEE)、玉 太勲(オク・テフン=ae-Hoon OK)らとは、2打差。
そのほか、6アンダーの7位タイに、塚田よおすけや李尚熹(イ・サンヒ)、ジャスティン・デロスサントス、小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)、吉田泰基(よしだ・たいき)やショーン・ノリスら。
22年賞金王の比嘉一貴(ひが・かずき)らが5アンダーの15位タイにいる。
昨年覇者の小木曽喬(おぎそ・たかし)は1アンダーの69位タイと出遅れた。
岩田も大槻も、風が舞う午後からコースに出て7アンダーの「65」。
「ずっとフェアウェイに行かなくて、ラフから打つのでチャンスにつけられない。前半はパターに助けられた」と、4つ伸ばすと、ラウンドしながら調整し、17番でこの日6個目のバーディを奪うと、最後18番のイーグルはチップイン。
「球の位置を変えたりして」と、試行錯誤の効果をにおわせつつ「また明日になったらわからないので、明日も試しながらという感じ」。
そろりと好発進。
ツアー通算7勝目を日本タイトルで飾った前週の「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」に続く2週連続Vを狙った昨年大会は、初日首位だった(結果15位)。
コースは変更されたが「韓国は好きなので」と今年もアウェイを味方にしつつ、「まだ初日なので、一つずつ行きたい」と、静かに意気込む。
そして大槻もまた、序盤苦しみながらもパーで耐えると4番と、7番から5連続バーディを記録。
最後18番もしっかりバーディで締めてボギーはなし。
「難しいコンディションでしたけど、海外のコースの雰囲気が好きなので。楽しみながらできているかなと思います」と、岩田と共に韓国共催を満喫している。
「今週の目標は予選通過だったので、そこをしっかりクリアして考えようかな」と好発進にも控えめだが、大混戦だった先週のJGTO主催「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」では5位タイで最終日を迎えるなど(最終結果は11位タイ)引き続き、2023年の「パナソニックオープン」に続く通算4勝目の兆しは出ている。
そのほか、岩田らに次ぐ7位につけた塚田は本名「塚田陽亮」から「塚田よおすけ」への改名元年。
前半4番からの3連続を含む、8バーディ、2ボギーの「66」には、「調子があまりよくない。バタバタしたラウンドでした。運もありましたし、よくこんなスコアが出たな、という感じです」と、正直くびをかしげる。
「乗せるところを間違えなければバーディチャンスにはつく」というのがコースの印象だが、「間違えると3パットする可能性が高いので、同じ面に乗せることが大事じゃないか」と、探り探りで好発進した。
プロ9年目の2016年に、「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」でツアー初優勝を飾ったが、その後は賞金シード落ちを喫した年もあるなど、「成績がいまいち出ていない。異国の地に来て流れを変えられたらいいな、と思います」。
韓国で9年ぶりの2勝目を思い描いている。
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