【柔道】ブダペスト世界選手権観戦のススメ(7)大会7日目!太田彪雅・新井万央・髙橋瑠璃が出場
個人戦最終日は男女ともに最重量級の戦いとなります。男子100㎏超級は太田彪雅、そして、女子78㎏超級は新井万央と髙橋瑠璃の2人が出場します。髙橋は初の世界世界選手権チャレンジ。太田と新井は昨年に続く2度目の世界選手権挑戦です。
海外勢では、いま非常に好調なのが2023年ドーハ世界選手権準優勝のイナル・タソエフ(中立選手団)で、今年に入りグランドスラム・パリ、グランドスラム・トビリシ、ヨーロッパ選手権と連勝しており優勝候補の筆頭と見られています。その他、2024年パリオリンピック銅メダリストのテムール・ラヒモフ(タジキスタン)、2024年アブダビ世界選手権優勝のキム、2位のツシシビリ、3位のアリシャー・ユスポフ(ウズベキスタン)とタメルラン・バシャエフ(中立選手団)など有力選手が多数。初戦から気が抜けない試合が続きそうです。
新井は昨年12月のグランドスラム東京優勝、今年2月のグランドスラム・パリ3位の実績が評価されての2度目の代表ですが、4月の選抜体重別のあとも、皇后盃、アジア選手権と結果が振るわず、やや壁にぶつかっている印象です。78㎏超級では身体は大きい方ではありませんが、思い切りのいい大内刈や内股などの勝負技もありますし、受けが強く、相手の技を崩してからの寝技も巧いので優勝も決して夢ではありません。開き直って挑んでほしいと思います。
一方、髙橋は選抜体重別で優勝して世界選手権代表になりましたが、今年2月のグランドスラム・バクーでは決勝で強豪ヒラル・オズツルク(トルコ)を破って優勝。さらに5月のグランドスラム・アスタナでも、パリオリンピック金メダリストのベアトリス・ソウザ(ブラジル)に一本勝ちして3位入賞を果たし、世界トップレベルの実力者とも互角に戦えるところを見せています。新井同様、身体は大きくありませんが、チャンスと見るや畳みかけるように仕掛ける技は見応えがあります。ぜひ、ブダペストでも見せてほしいと思います。
この階級の海外勢は身体のサイズも大きく強豪揃い。中でも2022年タシケント世界選手権チャンピオンで、2024年パリオリンピック銅メダリストのロマネ・ディッコ(フランス)は、女子重量級王国・フランスの誇る一番の実力者です。その他、パリオリンピック金メダリストのソウザ、銀メダリストのロス・ヘルシコ(イスラエル)、昨年のアブダビ世界選手権3位のキム・ハリン(韓国)とオズツルク、さらに韓国の新鋭、イ・ヒョンジもかなりの強敵です。
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