「鷹木は俺からポジションを奪った人間、外から来て先にIWGPを巻かれた。今度は迎え撃つ立場なので、しっかり現王者の強さを見せたい」“上半期の総決算”大阪城決戦目前!IWGP世界ヘビー級王者・後藤洋央紀選手にインタビュー!

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【新日本プロレスリング株式会社】

6月15日(日)『DOMINION 6.15 in OSAKA-JO HALL』でおこなわれるIWGP世界ヘビー級選手権試合で、鷹木信悟選手の挑戦を受ける王者・後藤洋央紀選手に直撃インタビュー!!

テキスト/鈴木佑
撮影/山本正二
※このインタビューは5月28日に収録

■『DOMINION 6.15 in OSAKA-JO HALL』
6月15日(日) 14:30開場 16:00開始
大阪・大阪城ホール 
※「1階ひな壇」は完売となりました
※「ロイヤルシート」「1階アリーナ」は残りわずかとなりました

■とりあえず、(5.4)福岡でカラム・ニューマンに勝ったあと、バックステージで一緒に乾杯してくれた選手は、後藤革命軍の一員だと俺は勝手に思ってます(笑)。

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――今年の2.11大阪でIWGP世界ヘビーを初戴冠して以降、ベテランから新世代の選手までハイペースで防衛戦を敢行していますが、ここまでを振り返っていかがですか?

後藤 怒濤の日々ですよね、濃厚というか。いままでの遅れを取り戻している気持ちなので充実してますよ。まあ、本当はもっと若い時期にやっておくべきことだったんですけど。でも、キャリアを重ねたいまだからこそ感じるものもありますし、まだまだベルトも懸けてやりたい相手もいるので。

――『BEST OF THE SUPER Jr.』(以下『BOSJ』)に入り、少しは落ち着いたかたちでしょうか?

後藤 そうですね、ようやく身体のメンテナンスの時間が取れて。それまでは試合以外の仕事含め、キャリアの中でもこんなに忙しいことはなかったと思います。

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――海外でも防衛戦が組まれていましたし。

後藤 また、俺は飛行機の長旅がどうも苦手なんですよね……。通路側の席を取ってもらってるんですけど、外国人のCAさんってサイズが大きいかたが多いので、歩くたびにこっちにぶつかるんですよ(笑)。それで寝てても「ビクッ!」って起きるっていう。

――おちおち眠れやしなかったと(苦笑)。ちなみに『BOSJ』はチェックされていましたか?

後藤 もちろん、“後藤革命軍”のメンバーの闘いはチェックしてましたよ。田口(隆祐)とYOHの後藤革命軍同士の試合はすばらしかった!

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――あ、YOH選手も後藤革命軍なんですか?

後藤 そう、田口、YOH、そしてYOSHI-HASHI。とりあえず、(5.4)福岡でカラム・ニューマンに勝ったあと、バックステージで一緒に乾杯してくれた選手は、後藤革命軍の一員だと俺は勝手に思ってます(笑)。

――気づけば革命軍は勢力を拡大していたと(笑)。

後藤 田口はエル・デスペラードとの試合もよかったですね。やっぱりシリアスモードもいけるのが強いですよ。(この取材時点で)YOHもまだ優勝の可能性を残しているし、後藤革命軍の闘いには刺激を受けました。

――そして6.15大阪城では鷹木信悟選手を相手に7度目の防衛戦に臨みます。きっかけとなったのは5.4福岡で、前IWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.が後藤選手にリマッチを要求すると、そこに鷹木選手も登場。そして後藤選手とザック選手の勝者に挑戦するとアピールしました。結果的に5.9オンタリオのザック選手との王座戦は、ダブルフォールで引き分け防衛というかたちになりましたが、それについては?

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後藤 やっぱり俺もザックも観ていたお客さんも、誰も納得いってないと思います。王者として不甲斐なさも感じますし、あんな結末のために俺は10何時間もかけてアメリカに行ったのかと思ったら、余計に疲れましたね(苦笑)。

――後藤選手は新日本スマホサイトの日記連載で「この試合で一番すばらしかったのは世界ヘビー級のタイトルマッチでこの判定を下したレフェリーではなかろうか」と書かれていましたね。

後藤 そこは厳格なレフェリングをしたということで評価したいなと。それとは逆に、試合後にレフェリーに八つ当たりをしたザックはよくなかったですね。わりとザックも気性が荒いというか、外国人選手はそういうタイプが多い気がします。

――ちなみに4.11シカゴの海野翔太戦、そしてザック戦と、新日本の至宝を懸けた闘いが大会のメインイベントではなくセミファイナルで行われたことについて、王者としていかがですか?

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後藤 やっぱり残念ですよね。新日本として一番見せなきゃいけないものは団体の看板タイトルを懸けた試合だと思いますし。そこは誰に何を言われようが、メインに据えるべきなんですよ。まあ、ザック戦のときはああいう結末になってしまったので、セミだったのは不幸中の幸いだったのかなとも思ってしまいますけど。

――ザック選手ともいずれ決着戦を?

後藤 そうですね、ザックとはどこかでまた決着をつける必要がありますし、そのためにもこのベルトを守り続けないと。

■敵対していたユニットが、かなり急になくなるのはヘンな感じではありますよね。ただ、内藤哲也がよく言っていた「一歩踏み出す勇気」を、彼らは踏み出したってことだと思うので。

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――そして引き分け防衛を果たしたことで、6.15大阪城では鷹木選手の挑戦を受けることになりました。鷹木選手は5.4福岡での挑戦表明のとき、「オマエはいいよな、ベルトがあって嫁も子供もいて本隊というユニットもある。それに比べて俺はベルトもない、嫁も子供もいない。そして今日でユニットも終わっちまった」と、ジェラシーを全開にして場内をわかせましたが、どのように受け止めましたか?

後藤 まあ本当、ちょっとね、あれはその……、なんていえばいいんですかね?(苦笑)。

――返答に困りますか(苦笑)。

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後藤 まあ、「寂しいことを言ってるな」とは思いました。でも、これはもう縁なんでね、いつか必ずいい人が見つかるよと(笑)。そうなったときに彼はもっと強くなると思うんですよ。俺は守るべき者がいてこそ、男は強くなると思うので。

――リング上でも家族愛を示している後藤選手の一言だけに、重みがあります(笑)。

後藤 でも、そういうジェラシーが彼のパワーになっているのなら、より強敵になってるでしょうし、いままでの挑戦者とはまたひと味違うというか(笑)。でも俺は王者として真っ向から受け止めた上で、返り討ちにするだけなので。

――家族愛といえば、なんでも後藤家はいま家族一丸で闘っているんだとか?

後藤 そうなんですよ、3人いる子どものうち二人が受験生なんで。みんなそれぞれが目標に向かって闘い、それぞれを応援してる感じですね。みんなで闘ってます。

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――後藤革命軍の核はご家族というか(笑)。

後藤 そう、核ですよ、後藤革命軍の核は後藤家です。本当、中学受験は親のサポートが何より重要ですからね、ちゃんと勉強も見て。

――あ、後藤選手も勉強を教えているわけですか?

後藤 俺? いや、俺は無理ですよ、本当にチンプンカンプン。まず机に座ってられないんだから(笑)。そこは母親がサポートして、俺はリングでがんばる姿勢というのを見せると。

――たしかに頂点王者としてベルトを守り続ければ、お子さんの励みになりますよね。あと、鷹木選手の言葉にあったようにL・I・Jが実質的な解散という流れになりましたが、それについて思うところは?

後藤 敵対していたユニットが、かなり急になくなるのはヘンな感じではありますよね。ただ、内藤哲也がよく言っていた「一歩踏み出す勇気」を、彼らは踏み出したってことだと思うので。

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――キャリアの長い選手の中でもとくに後藤選手と並んで内藤選手は、“新日本愛”が強かった印象があります。

後藤 そうなんですよね。俺も新日本じゃなきゃプロレスをやる気はなかったですし、ここで骨を埋めようという思いを込めてやってきたので。まあ、内藤の中で何があったのか、俺には本当にわからないですし、辞める理由も一つではないんでしょうけど。やっぱり寂しさはありますけど、またリングで交わることもあると、俺は思ってるんで。

――どこかでまた同じリングに立つ機会があるんじゃないかと。

後藤 それはもう、これまで俺も何人も辞めた選手を見てきて、実際にまた同じリングに立ってきてるので。柴田(勝頼)もそうでしたし。別れと再会、その繰り返しというか、俺はプロレスには永遠の別れはないと思ってます。

■(鷹木と)ひさびさの対決という部分では新鮮ですよ。ただ、向こうもわかってるでしょうけど、いまの俺は当時とは違うので。“和の精神”のなんたるかを見せてやりますよ。

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――鷹木選手にはレスラーとしてどのような印象をお持ちですか?

後藤 なんか、彼が新日本に来てヘビーで活躍するようになって、俺は自分がはじき出されたような印象を持ってるんですよね。もちろん、それは自分の責任なんですけど。俺の“和”のイメージでカブるところもあって、余計にそういう印象なのかもしれないです。

――まず鷹木選手は2018年10月にL・I・Jの新たな“パレハ”として新日本に登場しましたが、それ以前に認識は?

後藤 名前を聞いたことがあった程度ですね、試合も観たことなかったですし。最初はジュニアヘビーで階級が違ったのもあって、「なんか雰囲気が似てる選手だな」って思うくらいでした。

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――その後、後藤選手と鷹木選手のシングル初対決が、2018年の『G1 CLIMAX』最終公式戦で実現しました。このときは無差別級を掲げ出場した鷹木選手が、後藤選手の優勝決定戦進出を食い止めますが、その試合後に本格的なヘビー級転向を宣言したのもどこか因縁めいているというか。

後藤 そうか、だから俺は自分がはじき出されたイメージが強いんでしょうね。そのあと、鷹木に「オマエの和の精神はお飾りなんだよ」って言われたのを覚えてますよ。「いや、日本人はみんな和の精神なんじゃないの?」とは思いましたけど(笑)。

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――そのあと、同年の9.22神戸の再戦では後藤選手が雪辱勝利を収めています。

後藤 それも覚えてるんですけど、そのあとわりとすぐNEVERのベルトを鷹木に獲られてますよね、札幌で。

――2020年の2.1札幌ですね。シングルの通算戦績だと鷹木選手が3勝1敗と後藤選手の分が悪く、今回は2021年の『NEW JAPAN CUP』2回戦(3.13愛知)以来、約4年3カ月ぶりの対戦となります。

後藤 ひさびさの対決という部分では新鮮ですよ。ただ、向こうもわかってるでしょうけど、いまの俺は当時とは違うので。“和の精神”のなんたるかを見せてやりますよ。

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――和の精神以外にもお二人は共通点がありますよね、たとえば信心深さとか。

後藤 そう、そこも似てるんですよ。俺も寺社仏閣は行くし。

――後藤選手がそういったことに興味を持ったきっかけは?

後藤 きっかけは霊に取り憑かれて、それをお祓いしてもらってからですね。

――サラッとすごいことをおっしゃいましたけど、霊に取り憑かれたことがあるんですか……?

後藤 あれです、俺がデビューする前に肩をケガして一度退団したとき。それで名古屋で知り合いのかたを通じ、お祓いしてもらって。そのときから仏を信じるようになりました。

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――そうだったんですね。結果的にその後、再入門し無事にデビューできて。

後藤 あとは2016年に俺がCHAOSに入って赤いコスチュームを着てたときも、また霊が憑いてるということで祓ってもらいましたね。

――そういえば後藤選手がEVIL選手と闘う際に、“除霊”ということで数珠を携えていたこともありましたね。

後藤 そうそう。鷹木も入場時に首に数珠をかけてますけど、そういう精神的な部分で似ているところがあるんだと思いますよ。

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――そのほか後藤選手と鷹木選手の共通点として外せないのが、お互いに長渕剛がお好きということで。鷹木選手は技名に長渕さんの曲名をつけたりしていますが、後藤選手はそこまでファンだということをアピールはされていないですよね。

後藤 そこはとくにアピールするところでもないというか、俺はただ趣味として好きなので。長渕さんご本人と知り合いなわけでもないですし、完全にいちファンですね。ライブにも行かせてもらったり。

――「俺のほうが長渕好きだぞ!」みたいなのはないと?

後藤 そこで競いあってもしょうがないですし、俺も大人なんで(笑)。向こうのほうが好きだとしても、「そうなんだね」くらいの感じです。

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――とはいえ後藤選手は大学時代、長渕さんの曲をギターで弾き語りしていたそうで。

後藤 やってましたね、長渕さんに憧れてハーモニカも一緒に吹いてました(笑)。

――本格的じゃないですか(笑)。ちなみにお好きな曲は?

後藤 う~ん、いろいろありますけど……。弾き語りのときは『とんぼ』とかメジャーな曲をやってましたけど、『蝉 semi -』とか『家族』とか好きですね。

――そのうち自分の新技に曲名をつける可能性は?(笑)。

後藤 それはないでしょうけど(笑)。でも、ちょっと今回の鷹木戦の前に長渕さんの曲を聴いて気分を高めたいですね。「やるならいましかねえ」と。

■鷹木は真っ向勝負なところが石井(智宏)さんに近いというか、リングに立てば気持ちのいいぶつかり合いができる選手なので倒し甲斐がありますよ。

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――鷹木選手は後藤選手より先に2021年にIWGP世界ヘビーを戴冠し、22年の1.4東京ドームではメインイベンターを務めています。その駆け上がる姿を、当時はどのような思いでご覧になっていましたか?

後藤 いや、悔しかったですよ。俺から見れば自分のポジションを奪った人間、しかも外から来た選手に先を行かれたわけで。でも今度はこっちが迎え撃つ立場なので、しっかり現王者の強さを見せたいです。

――お二人はファイトスタイル的にもわりと似ているイメージがあります。

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後藤 そうですね。鷹木は真っ向勝負なところが石井(智宏)さんに近いというか、リングに立てば気持ちのいいぶつかり合いができる選手なので倒し甲斐がありますよ。いままでの挑戦者の中では、ファイトスタイル的に俺に一番似たタイプな気がします。

――とくに警戒する部分は?

後藤 そこはもう、“G”の多さですよ(笑)。鷹木のG、信悟のG、ジャイアンのG。そこでIWGPのGまで取られたら、オレは“後藤のG”を語れなくなりますから。

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――Gを懸けた闘いでもあると(笑)。また、同じ大会では石井&タイチ組が、グレート-O-カーン&カラム・ニューマン組のIWGPタッグに挑戦します。石井選手は4.11シカゴでゲイブ・キッド選手からSTRONG無差別級のベルトを奪取していますが、ここに来て後藤選手と同じベテラン勢の奮闘が目立つというか。

後藤 「そうこなくっちゃ!」って感じですし、そうじゃないとダメですよ。『BOSJ』で田口ががんばってたのもそうですけど、俺たちが黙ってちゃダメなんですよ。俺がきっかけになって、彼らの刺激になっているのならうれしいですね。

――大阪城で石井&タイチ組がIWGPタッグを奪取し、後藤選手もIWGP世界ヘビーを防衛された場合、いわゆる“アラフィフ”でシングル&タッグを独占することになりますね。

後藤 おお! ちょっとこれ、他団体にはない景色が広がるんじゃないですか? それで若い選手もより発奮するでしょうし。これぞ新日本の層の厚さだと思います。

――あと、今回の決戦の舞台である『DOMINION』についても伺いたいのですが、後藤選手が同大会での過去のご自身の試合で印象に残っているのは?

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後藤 一番覚えてるのは中邑(真輔)にIWGPインターコンチネンタル王座戦で勝ったことですかね。入場で中邑が忍者の格好で出てきて。

――2015年ですね。『DOMINION』は2009年から大阪府立体育会館で開催され、その15年から大阪城ホールに進出しました。あの中邑戦では戦前から後藤選手のことを“殿”と呼んで。

後藤 いまだに俺のことを“殿”って呼ぶ人もいますからね(苦笑)。あと覚えてるのがNEVERを懸けて、3WAYでやってるんですよ。

――あれは2018年の大会で、後藤選手が王者としてタイチ選手とマイケル・エルガン選手を迎撃。エルガン選手がタイチ選手を破り、ベルトを奪取しました。

【新日本プロレスリング株式会社】

後藤 あの試合は結果を抜きにすれば、すごくおもしろくて。たぶんシングルの3WAYで一番おもしろいんじゃないですかね、まだ観てない人にはぜひオススメしたいです。俺自身が何回でも観たいので(笑)。

■IWGP世界ヘビー級王者として『G1』に優勝するのもそうですけど、一つの目標として俺は『Forbidden Door』まではこのベルトを持ち続けたいんですよね。

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――今回の鷹木戦に話を戻すと、大阪城という舞台も“和”の雰囲気が強いお二人に打ってつけというか。

後藤 たしかに。しかも大阪城のメインに出るのは個人的に初で、さらに大阪城は長渕剛さんのライブを東京から観にいった場所でもあるので。

――そうなんですね!

後藤 あのときのライブに負けず劣らずの熱を、プロレスで再現しますよ(笑)。

【新日本プロレスリング株式会社】

――ここで勝利を収めれば、続く『G1 CLIMAX』、そしてAEWとの合同興行『Forbidden Door』(8.24ロンドン)に、新日本の頂点王者として出場するのが濃厚になるかと。

後藤 IWGP世界ヘビー級王者として『G1』に優勝するのもそうですけど、一つの目標として俺は『Forbidden Door』まではこのベルトを持ち続けたいんですよね。以前から言ってるように俺はこのベルトを懸けて、いまはAEWにいる柴田勝頼やオカダ・カズチカと闘いたいですし、やるチャンスはそこしかないかなと思っているので。

――AEWでいえば、元IWGP世界ヘビー級王者で現AEW所属のウィル・オスプレイ選手も、後藤選手との対戦をアピールしていました。

【新日本プロレスリング株式会社】

後藤 こっちも望むところですよ。(5.4福岡の)カラム・ニューマンとの闘いを通して、彼に影響を与えたオスプレイにも興味がわきましたし、そもそも俺はオスプレイとはシングルでやったことがないんで。『Forbidden Door』では柴田、オカダ、オスプレイ、その3人のうちの誰かと闘いたいですね。

――防衛ロードを突き進んでいる後藤選手には、まだまだ王者として見据えているものが、いろいろあるわけですね。

後藤 だからこそ、ここで鷹木に負けるわけにはいかないですし、俺はこの“後藤革命”を終わらせるつもりはないので。なんか、鷹木がXで「またIWGP戦線からはじき飛ばしてやる」みたいなこと書いてましたけど、その言葉は自分に返ってくるってことを教えてやりますよ。俺が大阪城で鷹木の首を討ち取ります!

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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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