【柔道】ブダペスト世界選手権観戦のススメ(5)大会5日目!村尾三四郎・田嶋剛希・田中志歩が出場

チーム・協会

【全日本柔道連盟】

6月13日(金)から6月20日(金)までハンガリー・ブダペストにて開催される「2025年ブダペスト世界柔道選手権大会」。今大会の日本選手団団長を務める山田利彦委員長に本大会の見どころを伺いました。

大会5日目は男子90㎏級と女子70㎏級。女子70㎏級には世界選手権3位の田中志歩が出場。そして、男子90㎏級にはオリンピック銀メダリストの村尾三四郎と世界チャンピオンの田嶋剛希が出場します。両選手の勝ち上がり、そして直接対決にご注目いただきたいと思います。
■男子90kg級:村尾三四郎(ジャパンエレベータ―サービスホールディングス)・田嶋剛希(パーク24)

【全日本柔道連盟】

【全日本柔道連盟】

日本から出場する村尾三四郎(ジャパンエレベータ―サービスホールディングス)と田嶋剛希(パーク24)、まったく異なるタイプの選手ですが、一方は昨年のパリオリンピック銀メダリスト、そしてもう一方は、昨年のアブダビ世界選手権チャンピオンと、両選手ともに世界トップクラスの実力者です。
村尾は、昨年のパリオリンピックでは、東京オリンピック金メダリストのラシャ・ベカウリ(ジョージア)に逆転負けを喫し銀メダルでしたが、内容的にはほぼ互角。オリンピック後も、グランドスラム東京、グランドスラム・バクーと連勝しており、いまの村尾は非常に充実しています。組み手が巧く自分の形が崩れないので、常に自分の間合いで戦い、そこから大内刈、内股、大外刈で攻め込んでいく。強さと巧さを合わせ持っています。
一方、田嶋は昨年の世界選手権までは、なかなか結果が出せずにいましたが、苦労してその状況から抜け出したら一気に急浮上し世界チャンピオンに駆け上がりました。とはいえ、昨年はパリオリンピック前の世界選手権ということで、村尾やベカウリが出場していませんでしたから、今回が本当の意味での勝負だと思いますし、本人もその意識は非常に強いと思います。田嶋の最大の長所は思い切りの良さ。90㎏級としては背が低いですが、相手の懐に入り、いわゆる櫓投から内股、小外刈などに変化したり、一瞬の隙を逃さずに背負投や袖釣込腰などの担ぎ技を繰り出したり、とにかく終始動いて技を狙い続け、観客を魅了する柔道です。
村尾にしても田嶋にしても、非常に技が切れ、「一本」をとれる魅力的な柔道なので、1回戦から見逃さずに見てほしいと思います。
海外勢では、東京、パリとオリンピック2連覇のベカウリが最も強敵ですが、その他にも、アブダビ世界選手権の決勝で田嶋と戦ったネマニャ・マイドフ(セルビア)やエルジャン・ハジエフ(アゼルバイジャン)、マキスム=ガエル・ンガヤプ・ハンボウ(フランス)なども警戒が必要な選手です。

【全日本柔道連盟】

【全日本柔道連盟】

【全日本柔道連盟】

【全日本柔道連盟】

■女子70kg級:田中志歩(JR東日本)

【全日本柔道連盟】

女子70㎏級の代表は田中志歩(JR東日本)。世界選手権は2022年タシケント、24年アブダビに続く3度目の挑戦で、昨年のアブダビ世界選手権では3位入賞を果たしています。高校くらいまでレスリングも並行してやっていたこともあり、体幹が強くてバランス感覚もよく身体能力は抜群です。調子に波があるのですが、波に乗った時にはすごい力を発揮する選手なので、大会本番に向けてのピーキングが大きな課題になってくると思います。バランスの良さを活かし、得意技の大内刈からケンケンで追って「一本」を狙う。たとえ立ち技で取れ切れなくても、崩して寝技で仕留める。そんな柔道ができれば、海外の強豪が多い階級ですが、メダル獲得、優勝の可能性も十分にあると思います。
海外勢は、2024年パリオリンピック銀メダリストのミリアム・ブートケライト(ドイツ)、2024年アブダビ世界選手権優勝のマルゴ・ピノ(フランス)、2023年ドーハ世界選手権2位のジョバンナ・スコッチマッロ(ドイツ)、2022年タシケント世界選手権2位のララ・ツヴェツコ(クロアチア)、同3位のサンネ・ファンダイク(オランダ)、2021年東京オリンピック銅メダリストのマディーナ・タイマゾワ(中立選手団)、東海大留学生のアイ・ツノダ・ロウスタント(スペイン)と強豪選手が目白押し。初戦から厳しい戦いになることが予想されます。

【全日本柔道連盟】

【全日本柔道連盟】

■ライブ配信情報
【JUDO TV】
国際柔道連盟(IJF)が運営する「JUDO TV」にて本大会の視聴可能です。「JUDO TV」では大会のライブ配信・結果速報・選手プロフィールなどの情報に加えて、有料会員限定のスペシャルコンテンツの配信など国際大会に関する情報が満載です。今回、日本限定で15%割引クーポンがご使用いただけます。
※「JUDO TV」の利用には、IJFアカウントの登録が必要です。

※リンク先は外部サイトの場合があります

■大会詳細

※リンク先は外部サイトの場合があります

■IJF(国際柔道連盟)サイト

※リンク先は外部サイトの場合があります

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

日本発祥のスポーツである「柔道」の魅力や最新ニュース、イベント、チケット、ライブ配信など様々な情報をお届けします。

新着記事

お知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント