【柔道】ブダペスト世界選手権観戦のススメ(4)大会4日目!永瀬貴規・嘉重春樺が出場

チーム・協会

【全日本柔道連盟】

6月13日(金)から6月20日(金)までハンガリー・ブダペストにて開催される「2025年ブダペスト世界柔道選手権大会」。今大会の日本選手団団長を務める山田利彦委員長に本大会の見どころを伺いました。

大会4日目は男子81㎏級と女子63㎏級が行われ、男子81㎏級には東京、パリとオリンピック連覇を果たした永瀬貴規、女子63㎏級には今大会が世界選手権初挑戦となる嘉重春樺が登場します。
■男子81kg級:永瀬貴規(旭化成)

【全日本柔道連盟】

2021年東京、2024年パリとオリンピック2連覇の快挙を成し遂げた永瀬貴規(旭化成)ですので、当然、優勝候補ではありますが、選手層が厚く、強豪ひしめく階級なので、優勝への道のりは決して楽なものではありません。それと、ライバルの存在もさることながら、一番は永瀬自身のモチベーション。「もう一度世界一になりたい」という気持ちがどれだけあるかにかかっているのではないかと思います。
永瀬の一番のすごさは、受けの強さと柔らかさ。相手の技をしっかりと受けながらチャンスを作り、得意の大外刈、足車、内股、大内刈に繋げる。唯一無二、永瀬にしかできない柔道だと思います。前述の通り、勝負のカギは永瀬のモチベーション。ぜひ2度目の世界チャンピオンに向けて気持ちを高めてほしいと思います。
海外の有力選手は本当にたくさんいますが、中でも一番の強豪は世界3連覇の実力者、パリオリンピック決勝で永瀬と激戦を演じたタト・グリガラシビリ(ジョージア)です。その他にも、パリオリンピック銅メダリストのイ・ジョンファンとソモン・マフマドベコフ(タジキスタン)、最近頭角を現してきた21歳のティムル・アルブゾワ(中立選手団)やマティアス・カッス(ベルギー)などなど、名前を挙げ出したらキリがないほど強豪が多いので、永瀬にとって厳しい戦いとなるでしょう。

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■女子63kg級:嘉重春樺(ブイ・テクノロジー)

【全日本柔道連盟】

パリオリンピック代表の髙市未来(コマツ)が引退するや、11月の講道館杯、12月のグランドスラム東京、そして2月のグランドスラムパリと3連勝。4月の選抜体重別では敗れましたが、その実績が買われて世界選手権代表に選出された嘉重春樺(ブイ・テクノロジー)。5月のアジア選手権でも優勝し今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの選手ですので、その勢いを世界選手権でも発揮してほしいところです。嘉重の強みは堅実な寝技と攻め続けるスタミナ。担ぎ技を中心に、先に先にと掛け続け、崩れたところを寝技で極めるのが必勝パターンです。今回が世界デビュー戦ということで、海外選手にはまだマークされていないと思いますので、思い切り暴れてきてほしいと思います。
海外勢では、2024年パリオリンピック銅メダリストのラウラ・ファズリウ(コソボ)、2024年アブダビ世界選手権優勝のヨアンネ・ファンリースハウト(オランダ)、2021年東京オリンピック銅メダリストのカトリーヌ・ブーシェマン=ピナール(カナダ)らが有力です。

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