【柔道】ブダペスト世界選手権観戦のススメ(3)大会3日目!石原樹・玉置桃が出場

チーム・協会

【全日本柔道連盟】

6月13日(金)から6月20日(金)までハンガリー・ブダペストにて開催される「2025年ブダペスト世界柔道選手権大会」。今大会の日本選手団団長を務める山田利彦委員長に本大会の見どころを伺いました。

大会3日目に行われるのは男子73㎏級と女子57㎏級。男子73㎏級では『ポスト大野将平』、『ポスト橋本壮市』の期待がかかる石原樹が、そして女子57㎏級では、これまであと一歩のところで頂点に届いていないベテラン・玉置桃が世界チャンピオンを目指します。
■男子73kg級:石原樹(ジャパンエレベーターサービスホールディングス)

【全日本柔道連盟】

男子73㎏級の代表は、世界2度目の挑戦となる石原樹(ジャパンエレベーターサービスホールディングス)。昨年のアブダビ世界選手権では初出場ながら決勝に進出し、ヒダヤット・ヘイダロフ(アゼルバイジャン)に惜敗し準優勝でした。ヘイダロフとの決勝は、先に「技あり」を奪いながら、残り時間わずかのところで逆転の一本負け。本当に惜しい試合でした。ヘイダロフはこの大会で優勝して初めての世界チャンピオンに輝き、続くパリオリンピックでも優勝しました。石原の特徴は背負投や大内刈、大外刈などで積極的に攻める“攻撃柔道”。なかでも、高い位置で掛ける背負投は破壊力があります。前回大会は初出場ということでほぼノーマークでしたが、決勝まで進出したことで、今回はかなり研究されてくると思います。ここからが本当の勝負と言えるでしょう。
海外の選手で有力なのは、まずはパリオリンピック金メダリストのヘイダロフ、同銀メダリストのジョアン・ベンジャミン・ガバ(フランス)、アブダビ世界選手権3位のニルス・ストンプ(スイス)。その他、シャーラム・アハドフ(ウズベキスタン)、マフマドベク・マフマドベコフ(UAE)、マヌエル・ロンバルド(イタリア)も地力のある選手です。

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■女子57kg級:玉置桃(三井住友海上火災保険)

【全日本柔道連盟】

女子57㎏級の代表は玉置桃(三井住友海上火災保険)。2021年ブダペスト、2024年アブダビに続き、世界選手権(個人戦)3回目の挑戦となります。21年は準優勝、24年は3位と、あと一歩のところで優勝できていませんが、優勝できるだけの地力はあります。今回の女子日本代表の最年長で、試合運びやペースを掴む巧さにはベテランらしさを感じますが、新しい技術の習得にも余念がなく今も進化しています。世界選手権には団体戦の選手としても何度か出場し抜群の活躍で日本の優勝に貢献してきました。今回、個人戦でも頂点に立てば、ロサンゼルスオリンピックに近づくことになると思います。
海外勢では、パリオリンピック銀メダリストのホ・ミミ(韓国)と銅メダリストのサハ=レオニー・シジク(フランス)、エテリ・リパルテリアニ(ジョージア)らが有力ですが、ホに関しては、玉置はあまり苦手にしていないので、一番の強敵はシジクになると思います。

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