【柔道】ブダペスト世界選手権観戦のススメ(1)大会初日!永山竜樹・古賀若菜が出場

チーム・協会

【全日本柔道連盟】

6月13日(金)から6月20日(金)までハンガリー・ブダペストにて開催される「2025年ブダペスト世界柔道選手権大会」。今大会の日本選手団団長を務める山田利彦委員長に本大会の見どころを伺いました。

大会初日に行われるのは、男子60㎏級と女子48㎏級。
男女ともに最軽量級で、本大会の日本選手団としての流れを作る大切な試合といえます。
■男子60kg級:永山竜樹(パーク24)

【全日本柔道連盟】

男子60㎏級の代表は、永山竜樹(パーク24)。昨年のパリオリンピック銅メダリストで、2018年バクー、2019年東京と世界選手権でも過去二度3位に輝いています。ワールドマスターズ、グランドスラムなど、国際大会では何度も優勝経験があり、実力的には世界チャンピオンになっていてもおかしくない選手です。
抜群の投げ勘があり、内股、袖釣込腰、大外刈と「跳ねる、担ぐ、刈る」いずれの技も一本をとれる切れ味と破壊力があります。スロースターターな部分が不安要素ではありますが、いったんエンジンがかかれば、相手が誰でも一発で仕留める力があります。
最軽量級ならではのスピードと、アクロバティックな身のこなし、一瞬も目の離せない展開になると思います。永山にとって悲願の世界一、ぜひ達成してほしいと思います。
海外勢で注目は、現在IJFワールドランキング1位、パリオリンピック銀メダリストのルカ・ムヘイゼ(フランス)、パリオリンピックで永山を破っているフランシスコ・ガリーゴス(スペイン)、2024年アブダビ世界選手権優勝のギオルギ・サルダラシビリ(ジョージア)、2021年東京オリンピック銀メダリストのヤン・ユンウェイ(台湾)、アユブ・ブリエフ(中立選手団)。

【全日本柔道連盟】

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■女子48kg級:古賀若菜(JR東日本)

【全日本柔道連盟】

女子48㎏級は世界選手権4度目の挑戦となる古賀若菜(JR東日本)が代表。古賀は、2021年のブダペスト世界選手権では決勝に進出しましたが、パリオリンピック金メダリストの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)に敗れて2位、2023年のドーハ世界選手権も3位と世界の頂点に立つことはできていません。得意の大内刈に加え、背負投、大外刈などもスピードと切れがあり、崩してからの寝技への移行も着実に精度が上がってきており、世界チャンピオンを狙える位置にいることは間違いありません。国内における若手選手の台頭により代表争いも熾烈になってきていますので、今大会で優勝して、次期エースとしての実力を示してほしいと思います。
古賀にとって、最大の強敵はフランスのシリーヌ・ブクリ。パリオリンピックでは角田に敗れましたが、銅メダルに輝いている選手です。古賀とはジュニア時代からのライバルで、このところ古賀が負け越していますが、実力的にそこまでの大差はありません。古賀にとっては宿敵ブクリを破ることが世界チャンピオン、そしてロサンゼルスオリンピックへの大きな一歩になると思います。その他、パリオリンピック銅メダリストのタラ・バブルファス(スウェーデン)、2024年アブダビ世界選手権2位のアッスンタ・スクット(イタリア)が有力ですが、とりわけ19歳のスクットは伸長著しく、怖いもの知らず。警戒が必要な選手です。

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