セレッソ大阪【YBCルヴァンカップ プレーオフラウンド 第1戦 C大阪vs.横浜FC】ルヴァンカップ プレーオフラウンド第1戦。横浜FCにリーグ戦での借りを返すとともに、ホームで先手を取り、アウェイでの第2戦につなげたい
ノックアウト形式で行われた1stラウンドを振り返ると、1回戦はカマタマーレ讃岐に5-1で勝利。チアゴ アンドラーデ、ラファエル ハットン、ルーカス フェルナンデス、ヴィトール ブエノとブラジル人カルテットが揃い踏みし、上門知樹がトドメの5点目を決めた。2回戦のFC今治戦は、ブエノ、ジャルンサック ウォンコーンのゴールで2点を先取するも、その後は一度逆転を許す。しかし、香川真司のPKで追いつくと、延長後半に奥田勇斗のミドルシュートで勝ち越して、4-3で勝利した。京都とのJ1チーム同士の対戦となった3回戦は、開始10分に不用意なミスから先制されたが、後半に一挙4得点。「ミスもありましたが、下を向かずにしっかりと後半に4点を取ったことは、誇り高き活躍だったと思います」とアーサー パパス監督も選手を称える快勝を収めた。リーグ戦では出場機会が少ない選手たちで構成されることも多いカップ戦だが、指揮官の求める攻撃的なスタイルをしっかりと発揮し、様々な選手が得点を取れていることは、チームの成熟度の高さを物語る。今回の一戦も、公式戦9連戦の6戦目であり、直近の清水戦から中2日という日程を考えると、清水戦から先発を大幅に入れ替えることが濃厚。「普段、なかなか試合に絡めていない選手は、この試合に大きなモチベーションと、自分自身を証明することに燃えています」と香川も話すが、そうした意欲が、チームのさらなる力になる。ピッチに立つ全員が相乗効果で高め合っていく姿に期待したい。
振り返ると、昨シーズンはプレーオフラウンドで敗退し、ルヴァンカップのタイトルが潰えた。ここから先は、昨シーズンを超えていく戦いであり、1戦1戦が頂点へとつながる道でもある。「クラブとして、何かを勝ち得るという野心を見せたい。いいチーム、で終わることなく、結果を残すチーム、でありたい」(パパス監督)。「勝つことに対する執着が、今のチームからは感じられるので、それを継続していきたい」(香川)。指揮官と重鎮が声を揃えるように、現在のチームは勝利に対する飽くなき思いが非常に強くなっている。日程はタイトだが、チームの総力を結集させ、一人一人のモチベーションをプレーに変えて、ヨドコウ桜スタジアムで勝利を掴みたい。
(文=小田尚史)
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ