ボートレース大村（ナイター）でのヴィーナスシリーズ第5戦（5月19日～24日開催）は23日、準優の5日目が終了。24日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

＜大村 最終日 12R 優勝戦＞
1枠 守屋　美穂（岡山・岡山）優出146回目37V
2枠 竹井　奈美（福岡・福岡）優出85回目9V
3枠 清埜　翔子（埼玉・埼玉）優出25回目4V
4枠 今井　裕梨（群馬・群馬）優出36回目5V
5枠 高橋　淳美（岡山・大阪）優出148回目20V
6枠 櫻本あゆみ（栃木・群馬）優出42回目3V
※()内は出身・支部の順


　予選トップ通過の今井裕梨が準優10Rの1号艇で2着に敗れる波乱。予選2位通過だった守屋美穂がポールポジションを手にした。今年1コースで36戦31勝の1着率86％を誇る守屋が、優勝戦でも白いカポックで強さを見せるのか。3月の尼崎オールレディースと4月の桐生ヴィーナスシリーズに続く今年3回目の優勝を狙う。

　2号艇は竹井奈美（福岡出身・福岡支部35歳）【冒頭の写真】だ。竹井は昨年2月から長期欠場していたが、約1年2カ月間のブランクを経て今年4月にカムバック。復帰2節目（前節）の唐津一般戦でさっそく優出6着に入る活躍を見せ、今節も優勝戦まで勝ち上がってきた。

　今節の竹井はここまで1･3･4･2･2･2･5･1･1着。2連対率4位の好モーター47号機とコンビを組み、9走で展示1番時計6本を出すなど舟足は軽快だ。優勝のチャンスは十分だろう。

　竹井は復帰後2号艇で3走して1･1･2着の1着率67％と好調。2コースからどんな立ち回りを見せるのか目が離せない。もし優勝となれば2021年6月の江戸川オールレディース以来。約3年11カ月ぶりの優勝をめざす。

　5号艇の高橋淳美（岡山出身・大阪支部61歳）【写真上】にも注目したい。準優で4コースから2着に食い込み、2023年1月の徳山オールレディース以来となる約2年4カ月ぶりの優出を果たした。高橋は5月25日が62歳の誕生日。もしバースデー・イヴの優勝となれば、2022年3月尼崎であった日高逸子の60歳＝還暦優勝を抜く、とてつもない記録になる。

　ちなみに近況の大村女子レースを振り返ると、昨年9月のオールレディースでは山川美由紀（当時57歳）、昨年5月のヴィーナスシリーズでは海野ゆかり（当時50歳）が優勝と、ベテラン勢の活躍が続いている。今節は高橋が魅せるのか。

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