【日本プロ/2R】ショーン・ノリスが大会最少打61をマークし通算15アンダーで首位 予選通過はイーブンパーまでの60位タイまで71名
日本プロゴルフ選手権 第2ラウンド
逆手グリップのアプローチは、昨年途中から練習の中で”フィール・グッド”と感覚を探し当てたテクニックだという。「左手のほうがコントロールしやすい」と取り組みの成果が現れてきた様子だ。
そして「61」というストローク数は、1991年大会最終ラウンドの尾崎将司に並ぶ最少ストロークタイの記録となった。
何が調子よいということでもなく、昨年レギュラーツアーの最終戦日本シリーズJTカップを逆転で制し賞金ランキング3位でシーズンを終えている。また日本シリーズ優勝の2週間後に「アルフレッド・ダンヒル選手権」でヨーロッパツアー2勝目、今年3月に「ヨハネスブルグオープン」では惜しくもプレーオフ負けしたが、好機を生かすチャンスが日本プロの予選ラウンドで巡ってきたのだ。
「残り2日間これまでやってきたゲームプランを続けていくだけです。アプローチ、パットを決めるだけ。その結果が優勝であれば嬉しいです」。日本のみならずヨーロッパ、そして母国の南アフリカツアーと世界で戦うノリスが、日本タイトル奪取に向けていよいよ動き出す。
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