【重賞見どころ・オークス】エンブロイダリーはやはり距離不安? ◎ランキングまさかの3位
【優駿牝馬(GI)】 5月25日(日)東京競馬場2400m芝
出走予定18頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(5月22日20時20分時点)をご紹介!
※予想印ランキング……JRA-VANユーザの◎数をランキングで表示
・アルマヴェローチェ(牝3=栗東・上村洋行厩舎)18439pt
昨年の2歳女王。前走のGI桜花賞は惜しくも2着に敗れたが、勝ち馬を上回る上がり最速の末脚でクビ差まで迫ったレースは“負けて強し”の内容だった。父ハービンジャーの血統、折り合いの面からも2400mは十分に守備範囲だろう。
・リンクスティップ(牝3=栗東・西村真幸厩舎)14011pt
桜花賞は出遅れて最後方からの競馬となったが、そこから猛烈に追い込んで3着。距離が延びればさらにと思わせる走りだった。2000mでデビューし、その後も牡馬相手の1800mGIIIきさらぎ賞で2着など、もともとオークス向きと評価されていた馬。2400mで本領発揮か。
・エンブロイダリー(牝3=美浦・森一誠厩舎)13123pt
桜花賞馬が二冠を目指して参戦。馬群の中団から鮮やかに突き抜けた桜花賞は見事だった。父アドマイヤマーズ、母の父クロフネはいかにもマイル向きと思わせる血統だが、この時期の3歳牝馬は素質と能力だけで距離を克服してしまうもの。ランキング3位に甘んじている評価を覆す走りを見せたい。
・パラディレーヌ(牝3=栗東・千田輝彦厩舎)5317pt
未勝利を4馬身差、1勝クラスのつばき賞を3馬身差と続けて快勝し、GIIIフラワーCは2着。デビューから一貫して1800mを使われており、距離には自信を持っているキズナ産駒だ。追加登録料200万円を払っての出走という“本気度”にも注目が集まりそうだ。
・カムニャック(牝3=栗東・友道康夫厩舎)5140pt
オークストライアルのGIIフローラS1着馬。新馬勝ち直後はクラシック候補と高く評価されていたものの、続く2戦が案外。株が急落したところでの復活Vだった。出来が戻り、前走こそがこの馬本来の力と見るべき。桜花賞組の強力ライバルとなりそうだ。
(文・森永淳洋)
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