【BOATRACE】平和島G2 やはりエース機強し! 中村晃朋が初日連勝発進

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 ボートレース平和島では20日に「G2モーターボート大賞~G1・G2優出者バトル〜」が開幕した。初日は南からの追い風が強い時間帯で8メートルまで吹き、1Rから安定板を装着してのレースとなった。 

 水面状況の影響もあったか、2R~6Rでは1枠艇が5連敗。1枠受難という流れで迎えた12Rメインカードの「トーキョー・ベイ・ドリーム」戦。その1枠には東都のエース濱野谷憲吾が指名を受けた。レースは4カドから差した坪井康晴(静岡出身・静岡支部47歳)【写真】が、先マイした濱野谷をバックストレッチでとらえて勝利。濱野谷は2マークで新開航の突進を差しさばいて2着は確保。3着は2周1マーク全速戦で新開というレース。3連単は4-1-6で1万7450円の40番人気だった。

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 勝った坪井は前評判がひと息の40号機とのコンビではあったが「(整備をして)少しはマシになってきて普通にはなった。(勝てたのは)濱野谷選手が膨らんだので展開のお陰ですね。(ターンは)スムーズにはなったけど、プロペラとかやれることをもう少し探していきたい」とレース後は淡々と語っていた。2日目は6R2枠と11R1枠の好枠デーだけに、さらなるポイントの上積みなるかに注目が集まる。

 ダブルドリーム戦の第2弾である2日目12Rの「ピースタードリーム」は以下のメンバーで争われる。

<平和島 2日目 12Rピースタードリーム>
1枠 佐藤隆太郎 (東京・東京)
2枠 湯川 浩司 (大阪・大阪)
3枠 徳増 秀樹 (静岡・静岡)
4枠 齊藤  仁 (東京・東京)
5枠 岡崎 恭裕 (福岡・福岡)
6枠 下出 卓矢 (石川・福井)
※()内は出身・支部の順

 1枠には3月の若松ボートレースクラシックで、SGウイナーの仲間入りを果たした佐藤隆太郎が指名を受けた。初日の佐藤は6、3枠の2走を攻め切れずに5着2本の成績に終わってしまっている。シリーズポイント的には、ここは是が非でも勝たなければいけない1コース戦。東京の次代のエースと期待されて乗艇するここは、意地の見せどころとなりそうだ。

 初日の一般予選ではエースモーター19号機をゲットしていた中村晃朋(香川出身・香川支部33歳)【冒頭の写真】が、見事初日ただ1人の連勝を達成した。前半2Rは4コースからの差し切り。後半8Rは逃げての勝利だった。後半8R後のインタビューでは「自分の中では最高の滑り出しを決められた。モーターは周りからいい機だと聞いていますし、自分との戦いになりますね。この後も濃くいきます」と、最後は敬愛する徳増秀樹の決め台詞をオマージュしながら笑顔を見せていた。2日目は7R5枠の1回乗り。勢いに乗った熱い走りに期待したい。
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