ハンドボール 2025年度NTA(ナショナルトレーニングアカデミー)第1回育成合宿を開催
今年度のアカデミー生から選出された男女25人ずつが参加して行われたこの合宿では、技術面の向上だけでなく、代表選手を目指していく上で土台となる身体作りに関する栄養講座や目標設定スキル研修等のプログラムを実施しました。
元日本代表選手から、ボールが転がらないほど多量の松やにがついたボールを使ってのパス・キャッチを伝授されるなど、世界の戦いでは標準ですが、国内の日頃の試合、練習ではできないことも多く体験する、刺激にあふれた3日間となりました。
次回のNTA活動は、夏にヨーロッパ遠征を予定しています。
以下は参加選手のコメントです。
【男子】
永井逸晟(浦和学院高等学校)
「全国から選手が集まり、一緒の空間でハンドボールをすることで、それぞれの個性を出し合えたとともに、自分自身の課題が浮き彫りになったと思います。また、プレーをする環境として、初めて体育館で松脂を使用する人が多かったため、代表として戦うという意識をすることができました。
また、栄養学やグループワークに関しては、今の合宿だけではなく、この先のことを見据えた内容が多く、今後に活かしたいことを多く学びました。学びや経験を1回で終わらせるのではなく、所属に持ち帰って活かしたいと思います」
【女子】
前田莉子(小松市立高等学校)
「同じ世代の仲間とプレーをしたり、コーチの方々にご指導いただいたりする中で自分にはなかった知識や技術、課題を知ることができました。
また、代表経験のあるコーチのご指導や講話を通じて、世界で戦うには、ディフェンスの強化や気持ちの持ち方、食生活の重要性などが大切であると改めて実感しました。
今回の経験を活かせるように、日々の練習を大切にし、高い意識を持って取り組んでいきたいと思います」
峯村 心(昭和学院高等学校)
「今回の合宿で、レベルの高い選手と一緒にプレーをしたり、コーチの方々に教えていただいたりすることで自分にとっていい刺激を受け、多くのことを学ぶことができました。
また、自分が得意なこと、苦手なことを振り返り、自己分析をすることができたため、今後も所属チームでのひとつひとつの練習を大事にし、成長できるように頑張りたいと思います」
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