【スキー】シーズン表彰「SNOW AWARD」優秀選手賞 華やかさ意識した装いのクロスカントリー馬場選手「結果を出して子どもたちが活動しやすい環境を」

チーム・協会
 全日本スキー連盟は5月14日、2024/25シーズンに活躍した選手を表彰する「SNOW AWARD 2025」を開催しました。最優秀選手賞は、スノーボード女子アルペンでワールドカップ(W杯)総合優勝を果たし、世界選手権でも金メダルを獲得した三木つばき選手(浜松いわた信用金庫)が受賞。
 ノルディックチームからはクロスカントリーの馬場直人選手(中野土建スキークラブ)、ジャンプの小林陵侑選手(TEAM ROY)と高梨沙羅選手(クラレ)、複合の山本涼太選手(長野日野自動車SC)、葛西優奈選手、葛西春香選手(ともに早稲田大学)の6選手が「優秀選手賞」に選ばれました。

世界選手権でトップ10入り

 馬場選手は年明けのW杯、ステージレース“ツール・ド・スキー”の最終レース10kmフリー・マススタートでキャリア2度目の一桁順位となる9位でゴールすると、3月の世界選手権では50kmフリー・マススタートで自己最高位更新の10位。世界選手権では男子個人戦では2003年以来となる日本勢のトップ10入りを果たしました。
 
 世界の壁が高いクロスカントリーで日本人離れしたパフォーマンスを発揮し続ける馬場選手、「このような素晴らしい式に立つことができ、とても嬉しく思っています」と受賞を喜ぶと、「世界選手権で10位に入れたのは良かったけれど、目標は8位だったので嬉しい反面、悔しい結果でもあります。ディスタンス(=10km以上のレース)も総合30位だったので100点まではいかないですけれど85点くらい、及第点ですね」とシーズンを振り返りました。

華やかさを意識した装いで登壇

オフは所属先の仕事にも奮闘中。道路の舗装や穴掘りなどなかなか本格的な現場作業にも挑戦しており、「自分ができることをやっている感じですね。外仕事で結構面白いです!」と話していました。社員旅行にも参加して大阪・関西万博を訪れ、京都にも立ち寄るなどしっかりリフレッシュできているようです。

 表彰式にはいつもとは180度違う装いで登場。着こなしのこだわりを聞くと「お気に入りのピンクのネクタイですね。華やかでいいなと思って選びました!」

華やかさを意識した装いで受賞スピーチをする馬場選手 【長田洋平/アフロスポーツ】

 いよいよ次は五輪シーズン。日本のクロスカントリーを引っ張るエースらしく、自身の目標だけでなく後に続く選手のために強い決意を述べました。

「オリンピックでは必ず8位入賞、メダルを獲得できるようさらにトレーニングで強化して、外国の選手に負けないようにしたい。クロスカントリーはまだまだ結果が乏しいですけれど、私から結果を出して子どもたち、若手の選手が活動しやすい環境をつくりあげていきたい。シーズンの一つ一つのレースを楽しんで、その中にオリンピックという大きな大会があるので、開幕から成績を上げていければ8位も見えてくると思う」

「優秀選手賞」受賞の山本選手、葛西優奈選手、葛西春香選手、馬場選手(左から) 【長田洋平/アフロスポーツ】

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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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