フォレストの終了間際弾でリーグ最終節の黒星を免れる

セルティックFC
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【©️CelticFC】

リーグ最終節はセント・ミレンと1-1

2025年5月17日(土)

セルティック・パーク、グラスゴー

セルティック 1-1 セント・ミレン

(フォレスト 90+4’)

スコティッシュ・プレミアシップ最終節、王者セルティックはホームで6位のセント・ミレンと対戦。今シーズンを締めくくる試合の前に、スタジアム前ではトロフィー・デーが開催された。監督と選手たちが乗るチームバスの前にファンが集まり、同時にリーグ戦のトロフィーが登場。改めて24/25シーズンの優勝を皆で祝った。

この日のロジャーズ監督は、リーグMVPの前田や主将マクレガーといったベストメンバーを起用した。1週間前のハイバーニアン戦で得点を決め、MOTMに輝いた旗手は負傷でメンバーから離脱している。

いつものようにボールを支配するセルティック。前半のポゼッション率は69%を記録し、シュートも7本放つが、肝心のゴール枠内に飛ばない。終わってみれば枠内シュートは1本のまま、スコアレスで前半を終えた。

後半、スコアを動かしたのはアウェイのセント・ミレンだった。51分、左サイドでフリーキックを得ると、ペナルティーエリアにロングボールが送られる。セルティックの守備陣はヘディングで弾き返すも、こぼれ球をアユンガに拾われ、エリア内からのシュート。名手シュマイケルも流石に至近距離からのシュートには反応できず、セルティックはゴールを許してしまう。

セルティックはその後もポゼッションを高め、遂には7割超えに。しかしながら1点が遠く、試合はアディショナルタイムへ。ここでドラマが待っていた。

アディショナルタイム4分、ジョンストンがバイタルエリアでボールを持つと、ペナルティーエリア右寄りで待っていたフォレストにパス。チームの大ベテランはダイレクトシュートで、意外性のあるニアサイドにシュートを叩き込んだ。

土壇場のフォレストのゴールでリーグ最終節を引き分けで終えたセルティック。国内三冠、つまりはスコティッシュカップ優勝を目指して、来週土曜日にアバディーンと決勝戦を戦う。
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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