5月14日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対巨人8回戦は、9対2で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムの先発・孫易磊投手は初回、わずか6球で3つのアウトを取る立ち上がり。5回表に安打と四球などで2死満塁のピンチを招くも、後続を打ち取り得点は与えない。6回表に2つのアウトを取ったところで降板。代わってマウンドに上がった松岡洸希投手も無失点、7回表は石川直也投手が3者凡退に抑えた。

　打線は2回裏、四球と清水優心選手の安打で無死1、3塁から、古川裕大選手の遊ゴロの間に1点を先制。3回裏には、マルティネス選手、水谷瞬選手の連打で2死1、2塁の好機を演出し、有薗選手の適時打で追加点を挙げた。さらに、4回裏に星野ひので選手の1号ソロ、5回裏に有薗選手の8号3ラン、7回裏には清水優選手の1号ソロが生まれ、7対0と突き放す。

　8回表は、4番手・藤田琉生投手が適時打と味方の失策で2点を失うも、代わった堀瑞輝投手がそれ以上の得点を与えず。直後の8回裏に野選と山口アタル選手の適時打で2点を追加。最終9回表は、上原健太投手が2死から連打を浴びるも、最後は郡拓也選手を遊飛に打ち取り、9対2で試合は終了した。

　勝利した北海道日本ハムは、先発の孫投手が5.2回83球3安打1四球5奪三振無失点の好投でイースタン2勝目。打線は星野選手、有薗選手、清水優選手に本塁打が生まれるなど計11安打9得点の猛攻で、連敗を「4」で止めた。

　 １２３４５６７８９ 計
巨 ０００００００２０ ２
日 ０１１１３０１２Ｘ ９

巨 ●横川凱-高橋礼
日 ○孫易磊-松岡洸希-石川直也-藤田琉生-堀瑞輝-上原健太

文・薗田陽和