【BOATRACE】下関ナイターのヴィーナスS 廣中智紗衣が通算9回目の優勝 自己新の後半6連勝

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 ボートレース下関(ナイター)の「ヴィーナスシリーズ第4戦 Hayashikane杯」(5月7日~13日開催、9日は中止順延、10日は中止打切)が終了した。13日夜の優勝戦は2号艇の廣中智紗衣(愛知出身・東京支部44歳)【写真2枚】が快勝。2コースからコンマ08のスタートで差しハンドルを決めた。2着には1号艇の滝川真由子(愛知出身・長崎支部)、3着には3号艇の野田部宏子(福岡出身・福岡支部)が入り、3連単2-1-3で1510円の3番人気となっている。

 勝った廣中は昨年3月の津男女ダブル戦以来となる約1年2カ月ぶりの優勝。通算では9回目の優勝で、下関では当地初Vとなった。

 今節の廣中は1・5・1・1・1・1・1・1着。初日に不良航法で減点10を喫する苦しい滑り出しだったが、2日目から巻き返して予選4位に入ると、準優で2コース差し、優勝戦でも2コース差しと黒いカポックで鮮やかな差しハンドルを連発して頂点へ。終わってみれば2日目から5コースまくり、1コース逃げ、6コースまくり差し、1コース逃げ、2コース差し、2コース差しと怒涛(どとう)の6連勝。廣中はこれまで連勝の自己ベストが4だったが、今節は一気に2つも更新している。

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 この活躍で8月に浜名湖で行われるPG1レディースチャンピオン(選考期間:2024年6月1日~2025年5月31日)の出場権が確実に。今節開幕時点では選考勝率5.98で40位あたりだったが、一気に6.11までアップして35位前後へ浮上。廣中の選考期間内の出走予定は今節が最後となっており、切符獲得に当確ランプが点灯した。廣中にとって浜名湖は2020年にオールレディースとヴィーナスシリーズで連続Vを飾った経験がある好相性水面なだけに楽しみだ。

 またこの優勝で賞金105万円を獲得し、今年の女子賞金ランキングは992万円で32位まで急上昇。G2レディースチャレンジカップ出場ボーダーの20位までは約145万円差に縮まった。廣中は昨年、予備1位の次点で惜しくもレディースチャレンジカップ初出場を逃しており、今年はボーダーに届くのか注目だ。

 廣中の次節は6月1日からの多摩川オールレディースになる予定。地元での活躍に期待が高まる。廣中は4月の平和島ヴィーナスシリーズでも優出4着に入るなど、最近3節で2優出1Vとリズムを上げてきただけに今後も目が離せない。

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