【PGA関東グランド/大会前日】新緑の箱根湖畔で60歳以上のプロゴルファーが集結 伊藤明崇、米山剛の顔触れも
グランドの部は60歳から67歳までのプロゴルファーが有資格者で、ディフェンディングチャンピオンの崎山武志(62)をはじめ、レギュラー3勝を挙げている丸山智弘(67)、レギュラー2勝の高見和宏(65)、シニアツアー2勝の久保勝美(62)、そして芹澤大介(60)、米山剛(60)がグランドデビューを飾り、シニアツアーでも活躍している選手も含め総勢68名が参加する。
2013年はシニアツアー最終予選会で10位に入りフル参戦していた時期もある。「シニアツアーで頑張ろうとモチベーション高くやっていたのに、60歳まであと3、4年というところで、急にね『もう、いいかな』って競技から一線ひいたんですよ。それからはゴルフと違う仕事もしていて二刀流で働いてます。そんな時に同級生の加藤仁さんから『出ようと』って連絡もらって、じゃあ久々だけどゴルフしようかなという気分です」と振り返った。
「社会人になった娘も最近ゴルフ始めたんですよ。娘に『試合で稼いできてね』と送り出されたところ(笑)。この3日間はひさびさのプレーですが、楽しくおもいっきりやってきます」と表情は晴れやかだ。
「このコースは家から40分くらいの距離で、普段は親友とゴルフしにきていますよ。コースは知っているほうかな」との答えが笑顔で返ってきた。現在は神奈川県南足柄市のゴルフ練習場「グリーンヒルゴルフパーク」で代表取締役として練習場経営にも精を出している。
「出られることにも意義がある大会じゃないですか。ね。地元のゴルフ場で、新しい気持ちになれる。今回は楽しくプレーさせていただきますよ」と喜びをかみしめていた。
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