関西大学サッカー、関学が6番先田の衝撃ゴラッソ含む2発で強豪阪南大を下し、今季初の連勝を飾る。「勝利に向けて練習から良い準備と良い競争ができた」 4番CB古田
関西学生サッカー1部リーグ第7節、関西学院大学対阪南大学の試合が5月6日、たけびしスタジアム京都で行われた。
前節、関西福祉大に3-1で勝利した関学はこの試合、今季初の連勝がかかる。試合は前半16分、ボランチの長滝谷(近江高)がペナルティエリアの外から強烈なミドルシュートを放ち、一度はキーパーの好セーブに阻まれるも、弾いたボールに6番の先田(サガン鳥栖ユース)がしっかりと詰め、先制点を奪う。
1-0で前半を折り返した関学は後半、セットプレーから一度は失点するも、後半29分にゴール前でFKを獲得。これを、この日先制点を決めた先田が完璧なコースに沈め、劇的な勝ち越し弾。関学は試合終了までこの点を守り抜き、2-1で今季初の2連勝を収めた。
この結果、リーグ第7節終了時点で3勝4分けと、2位に浮上。一方の阪南大は2勝2敗3分けでリーグ8位に付けている。
関学はこの日、7番篠原(神村学園高)に代わって右サイドハーフに11番の木場(桐生第一高)を起用、4-2-3-1の布陣で臨んだ。
試合開始から連携した攻撃と守備で流れを作る関学は前半16分、前線での連携したプレスから良い位置でスローインを獲得。これを左のニアゾーンでボールを受けたFWの27番山本吟侍(高川学園高)が絶妙なキープから中へ折り返し。惜しくもこれは相手のクリアに阻まれるも、そのクリアボールに反応した15番長滝谷(近江高)が鮮烈なミドルシュート。一度はキーパーに弾かれるも、6番先田(サガン鳥栖ユース)がしっかりとこぼれ球に詰め、待望の先制点を獲得する。
連携したハイプレスを起点に、最後はシュートで終わりきる、という関学のスタイルを象徴するような1点となった。その後、関学は前半終了間際に相手右サイドからFWが抜け出しピンチを迎えるもCBの4番古田(V・ファーレン長崎ユース)が体を張ったスライディングでチャンスを摘み取り、1-0で前半を折り返す。
後半、リードをさらに広げたい関学は巧みなパスワークから何度か決定機を作るものの、相手守備陣の奮闘もあり、なかなか得点に繋がらない。
試合は後半15分、センターライン付近で与えたFKからゴール前に1本の大きなパスが通る。これを相手DFが頭でそらし、最後は阪南13番の角田が押し込み、セットプレーから同点に追いつかれる。
上位浮上のため、なんとしても勝利の欲しい関学はここで3枚の交代カードを切り、2トップとなる4-4-2にシステムを変更。そして後半27分、うまく相手DFラインを抜け出した27番山本がゴール前で倒され、良い位置でFKを獲得。キッカーはこの日先制点を決めた6番先田。距離はあったものの、右足から放たれたボールは完璧なシュートスピードとコースでゴール左隅へ吸い込まれ、チームを救う劇的な勝ち越し弾。関学はこのゴールを最後まで死守し、試合は2-1で勝利となった。
選手インタビュー
この日、90分間最終ラインでチームを支えたCBの古田東也は試合を振り返って、「自分の良さであるリーダーシップ、球際の強さ、対人守備というところは発揮できたと思う。準備という点では去年は(阪南大に)カウンターでやられたシーンがあったので、例えば相手が2トップ残っていたら(関学の守備側は) 3人残ってチャレンジ&カバーする、というところなどを意識していた。チームとしては普段の練習のところから勝利に向けて良い準備と良い競争ができた」と語った。
次戦に向けては、「全然相手の順位とか関係なく自分達のサッカーをして、最近は第4フィールドで勝ててないので、しっかりと勝ち切って首位に食い込めるように良い準備をしていきたい」と意気込みを述べた。
次節、関西学院大学対京都橘大学の試合は5月18日、関学のホームである関西学院大学・第4フィールドで行われる。
(取材・文 草山健吾)
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