上海体育大学と大阪体育大学が友好交流覚書に調印

大阪体育大学
チーム・協会
 大阪体育大学と上海体育大学の友好交流覚書調印式が大体大で行われた。
 上海体育大学は1952年に中国で初の体育大学として創設された。オリンピック選手を多数輩出し、国際オリンピック委員会(IOC)など48の国と地域の機関や大学とパートナーシップを結んでいる。

覚書に調印し笑顔の上海体育大学・魏建军副学長(左)と大阪体育大学・神﨑浩学長 【大阪体育大学】

 一行は、魏建军副学長、李海経済・経営学部長、徐烈ロジスティクス部長、董淼军技術移転センター副所長、权夏萍国際業務室アジア担当。
 調印式では、神﨑浩・大阪体育大学学長が「本学は今年で60周年を迎えます。その節目の年にこのように新たな交流が始まり、記念事業として本学の歴史に花を添えることとなりました。本日を機に交流が始まりますが、発展を遂げながら末永く続くことを期待しています」とあいさつした。

友好交流覚書の調印式に参加した両大学の関係者 【大阪体育大学】

 魏副学長は「上海体育大学は世界中の大学と交流を進めていますが、日本との関係は特に深く、信頼に基づくものです。両大学の各分野・各競技の強みをいかして様々な交流をしていきたいと思っています。学生の交流だけでなく教職員の研究活動での交流、各競技活動での交流も発展させていきたいです」と語り、全学を挙げた交流の発展に意欲を見せた。
 その後、上海体育大学および大阪体育大学のPR動画を視聴し、魏副学長、神﨑学長が覚書に署名・調印し記念品が交換された。

【大阪体育大学】

 また、一行はバレーボール、ダンスの授業や剣道部の練習を見学し、運動時の筋の動きを超音波で測定できるバイオメカニクス実験室などを視察した。その後、野田賢治・浪商学園理事長と懇談。魏副学長が「ぜひ野田理事長を上海にご招待したい」と話すなど、和やかに歓談していた。
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