桜宮高校が大阪体育大学で1泊2日のスポーツ科学実習 スポーツ科学センターが体力を測定、スポーツ心理学・栄養学を講義

大阪体育大学
チーム・協会
 大阪府立桜宮高校が4月9、10日、大阪体育大学でスポーツサイエンス実習を実施した。
 桜宮高校は、人間スポーツ科学科があり、2年次からコーチングコース、アスリートコース、サイエンスコースに分かれて、先進的・科学的なスポーツ理論をはじめスポーツ全般について多角的・総合的に学んでいる。毎年、授業の一環として大体大で実習を実施しており、大体大では、スポーツ局のプログラム構成のもと、スポーツ科学センターのスタッフが体力測定、講義などにあたった。

スポーツ科学センター菊地真也氏による、S&Cルームでのトレーニング体験 【大阪体育大学】

 9日は開会式があり、梅林薫スポーツ局長が「大阪体育大学には、選手をサポートするいろいろな施設があります。測定などの体験を通じて知識を吸収してください」とあいさつした。

開会式であいさつする梅林薫スポーツ局長 【大阪体育大学】

 その後、生徒たちは第6体育館多目的アリーナに移動し、スポーツ科学センターのスタッフのサポートで、「20mスプリント走」や「カウンタームーブメントジャンプ」などの4種類の測定に臨み、機器を使った測定方法なども学んだ。

Witty光電管を使用し、20mスプリント走の測定を実施 【大阪体育大学】

 午後はレポート作成や体力測定のフィードバックに取り組み、夕方は各クラブの練習を見学。その日は約160人が利用できる本学のセミナーハウスに宿泊した。
 翌日はスポーツ心理学、栄養学の講義を受けたほか、S&Cルーム、アスレティックトレーニングルームを見学した。参加した高校生は「スポーツは好きですが、それを勉強することのイメージができていませんでした。実際に講義・実技を受講してみて、大学での学びについて体験することができ良かったです」と実習を振り返っていた。

真剣な表情で測定データを見つめる高校生 【大阪体育大学】

高校生は16時30分から各クラブで見学。写真は陸上競技場でのウォーミングアップ 【大阪体育大学】

午後からは測定データを元に分析。スポーツ科学センター佐藤大典氏による体力測定フィードバック 【大阪体育大学】

閉会式で真剣に聞き入る高校生達 【大阪体育大学】

1泊2日の実習を終えての記念撮影 【大阪体育大学】

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