[RUGGERSコラム] 2024-2025 リーグワン 残り2戦!! リーグ終盤の熱戦続々!

RUGGERS(ラガーズ)
チーム・協会

【ラグビーアプリ「RUGGERS」】

 どうも、オニギリです!
 4月も終盤となり、時が経つのもあっという間ですね。
 さぁ今回のオニギリ's eye!!は、リーグワンも残り2節、そしてプレーオフと入替戦のみとなりました。前回に続き、ここからプレーオフに進むのか、入替戦に進むのかについて、オニギリ's eye!!しちゃいたいと思います。

 まず、現在の順位表は以下のとおりです。

【リーグワン公式HP参照】

 2週間前の順位と大きく変わったのはTOP3。現在首位は埼玉WKで、2週前は2位だったのが首位に上がりました。三重Hとの金曜ナイターゲーム、雨の中しっかりとスコアを広げて勝利し、前節のBR東京では27-21と僅差での勝利でした。TJペレナラに苦しめられましたが、勝ち切ったことは大きい。若手と入れ替わるタイミングの埼玉WK。終盤にいかにベテラン選手と若手のバランスが繰り広げられるか注目です。特に注目はHO佐藤選手です。大学卒業したてとは思えないほど躍動感のあるラン、そしてセットプレー、課題はまだあるものの日本代表に招集してほしいと思わせる熱さを感じます。
 現在2位はS東京ベイ。前半戦は大差での勝利は少なく、接戦を勝利してきました。この接戦で勝ってきたことが自信となり、2年前チャンピオンになった時のようなS東京ベイのまとまり感を感じます。やはりベテランのCTB立川の存在が大きいところです。前々節の東京SG戦では、コンタクトの部分で優位に立ち、ペナルティを確実にPGでスコアし、アタッキングラグビーの代名詞である東京SGを黙らせるような戦い方で素晴らしかったです。前節の三重Hとは前半こそ相手の勢いに苦しめられましたが、後半4連続トライで、後半に中盤で試合を決めるような安定した戦い方にはベテランの存在が大きいところ。次節が首位攻防戦である埼玉WK戦。プレーオフ前にどのような戦いができるのか、また最終節はリーグ戦初戦で苦しんだトヨタV。トヨタVが入替戦に行くか行かないかの崖っぷち。そんな相手とどのように戦うか楽しみです。
 3位はBL東京。2週間前に首位でしたが、前々節に静岡BRに敗れ3位となりました。前節では浦安DRと金曜ナイター、そして浦安DRホームゲームの中、前半は接戦でしたが、後半に実力を見せて61-19で勝利しました。大きな怪我人もなく、離脱も少ない。やはり強靭なBL東京のイメージ通り、トライ数も全体の中でトップです。逆にPGは全チームの中で最下位と、常にトライを狙っている証拠でもあります。残り2節は相模原DBと横浜E。共に、プレーオフの可能性が残っている相手なだけに簡単には勝たせてもらえないことでしょう。プレーオフ前に波に乗りたいところ、上位2チームに入るとプレーオフが1試合少なくなるアドバンテージがあるため、ここは連勝して上位2チームに入りたいところです。
 上位3チームに続くのが、4位の静岡BR。上位の埼玉WKとBL東京に勝利したものの、東京SGに連敗したことが響いている。しかしながら、結束力で言えば他のチームにはない強さを発揮しています。プレーオフ進出を決めているため、残り2試合を怪我人なく、崩れないで戦えたら面白い。
 5位は神戸S。前節でプレーオフ進出を決めた神戸S。やはり、じわりじわりと実力を発揮してきており、堅調に5位近辺をキープしています。派手さはないものの、パワーそして経験値の高い選手が揃っていることは事実。ここに若手と歯車が合うようになると、埼玉WKのようなチームになるとオニギリは感じています。プレーオフでの闘い方に注目ですね。
 残りプレーオフの1枠を戦うのが東京SG、横浜E、BR東京、相模原DBとなりました。可能性が一番高いのが6位の東京SG。次節で勝点5を取った時点でプレーオフ進出が決まります。残り2戦がBR東京、埼玉WK。順位的なところを考えると次節で決めたいとこではありますが、もし勝点4の場合は最終節まで持ち越し、または横浜Eが勝点5を取れなかったらプレーオフが決まります。優位な状況は変わりませんが、前半戦の苦戦続きを考えるとここまでチームを上げてきたのはやはり東京SGの底力です。
 7位の横浜Eは今シーズン思うように進まないことが多く、中盤の連敗が響きました。まだプレーオフの可能性はあるものの神戸S、BL東京と簡単には勝たせてもらえない相手ばかりです。
 BR東京は東京SG、三重Hとの2戦。次戦負けた時点でプレーオフの可能性がなくなるため、次戦の東京SGとBR東京は要注目です。
 相模原DBもまだ少なからず可能性がありますが、2戦とも勝点5ずつ取ること、他の結果次第なところも多いですが、残り2戦、BL東京と浦安DR。BL東京はTOP2に入るために負けられず、浦安DRは入替戦回避のために負けられない、そして勝点5が必ず必要になるため、激しい戦いになることでしょう。

 ここからは入替戦の可能性のある3チーム。
 現在10位のトヨタVは、メンバーを見てもなぜこの順位なのかと思うほどの戦績。残り2戦の相手が三重H、S東京ベイということで、三重Hとの直接対決は見ものです。負けた方が入替戦確定するというまさに死闘が繰り広げられること間違いないですね。
 三重Hは昨年昇格して今季はベスト6を目指すも、上位チームにも接戦や勝利を収めるなど好調が続かなかったのが残念なところ。特に浦安DRに2連敗したのが響いています。次戦がトヨタV、最終戦がBR東京と、残り2戦にかける想いが強いからこそ面白い試合になりそうです。
 浦安DRは入替戦確定していますが、残留を決めるための入替戦にいい流れを持っていくために、残り2戦の静岡BRと相模原DBとの試合に全力で向かいます。BR東京からネイサンヒューズが期限付き移籍でくるのは大きい。彼の迫力のあるランに期待したいところです。

 以上、残り2戦残してのリーグワンプレーオフと入替戦に向けての続報、いかがでしたでしょうか?

 残り2戦ってあっという間ですね。この2戦の戦いが本当に色々と決まるため面白そうです。
 オニギリもどこの会場に行こうか迷う程です。
 さぁ今週もワクワクが止まりません!!!
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

「RUGGERS(ラガーズ)」は、日本ラグビーフットボール選手会が運営主体を務め、ファンと選手がつながる新しいラグビーアプリ(メディア)です。トップリーグ選手の投稿や、ラグビー関連の記事をまとめています。オリジナルコラムや動画も配信しています。アプリもぜひご覧ください。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント