【BOATRACE】前日7位から大逆転で予選トップは46歳の森高一真! 桐生マスターズチャンピオン
予選最終日の得点率トップを巡る攻防はし烈を極めた。超抜パワーを武器に大暴れしていた中辻崇人(福岡出身・福岡支部48歳)【写真下】は4、1枠の良枠でもあり、このまま予選トップ通過が濃厚かと思われていたが…。前半の6R4枠戦を仕掛け遅れて5着に大敗してしまい、後半の11R1枠戦も大外から勝負駆けで攻め込んできた市橋卓士のまくりに屈して2着に敗れた。結局予選順位は惜しくも2位となってしまった。
結果、3日目7位から大逆転で予選トップ通過を果たしたのは森高一真(香川出身・香川支部46歳)【冒頭の写真】。予選順位は5・3・1・2・1着で得点率は7.20とそれほど高くない数字。混戦シリーズをよく象徴するような首位成績だ。森高は当大会には「俺はマスターズちゃうから」と、高年齢枠にくくられることへの抵抗感をかつて語っていた。そのせいかウイナーズインタビューでは、ややテンションは低め?ではあったが、それでも「おっさんらに負けんよう頑張ります」という思いで予選を戦い抜いた。
森高は舟足の方も「プロペラを2日目に大きくたたいたら、はまってきた。伸び中心に出足もそんなに悪くなかった。(4日目の)感じは良かった」と状況はいい。風貌も若々しい46歳のマスターズチャンピオン誕生へ、まずはセミファイナル突破へ準優11R1枠戦は逃げに集中だ。
予選2位となった中辻は準優10R1枠の乗艇となった。スタート、展開面で4日目2走は成績を落としたが、舟足は依然トップクラス。平尾崇典、原田幸哉ら気の抜けない速攻派がそろったが、自慢の快速仕立てで振り切って見せるか。準優10Rは中辻の超抜パワー戦が見られそうだ。
<桐生 5日目 9R 準優勝戦>
1枠 上平 真二 (広島・広島)
2枠 湯川 浩司 (大阪・大阪)
3枠 石渡 鉄兵 (千葉・東京)
4枠 池田 浩二 (愛知・愛知)
5枠 市橋 卓士 (徳島・徳島)
6枠 江口 晃生 (群馬・群馬)
※()内は出身・支部の順
<桐生 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 中辻 崇人 (福岡・福岡)
2枠 萩原 秀人 (福井・福井)
3枠 平尾 崇典 (岡山・岡山)
4枠 金田 諭 (埼玉・埼玉)
5枠 原田 幸哉 (愛知・長崎)
6枠 重野 哲之 (静岡・静岡)
<桐生 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 森高 一真 (香川・香川)
2枠 徳増 秀樹 (静岡・静岡)
3枠 坪井 康晴 (静岡・静岡)
4枠 井口 佳典 (三重・三重)
5枠 今垣光太郎 (石川・福井)
6枠 松井 繁 (大阪・大阪)
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