逆転でのプレーオフトーナメント進出へ。“大団円”を迎えるべく、チームのプライドを示す

横浜キヤノンイーグルス 竹澤選手 【🄫ジャパンラグビー リーグワン】

横浜キヤノンイーグルス(D1 カンファレンスA)

NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25ディビジョン1 第16節(リーグ戦)カンファレンスA2025年4月27日(日)14:00 エコパスタジアム (静岡県)静岡ブルーレヴズ vs 横浜キヤノンイーグルス
7位からの逆転プレーオフトーナメント進出を目指す横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)は今節、静岡ブルーレヴズ(以下、静岡BR)とのビジターゲームを戦う。
2試合ぶりの勝利へ。バイウィークの横浜Eは先週末の4月19日にディビジョン2の清水建設江東ブルーシャークス(以下、江東BS)と練習試合を実施。106対0の大勝を飾った江東BS戦で、インパクトあふれるパフォーマンスを披露した選手の一人が、ウイングの竹澤正祥だったという。「自分の仕事はできたんじゃないか」と自身を評した竹澤の奮闘が、沢木敬介監督の目に留まった。
直近3試合、外からチームメートの奮闘を見守ってきた竹澤は、ふつふつと試合に出たい欲が余計に募っていった。公式戦でチームの力になりたいという渇望が、練習試合での好パフォーマンスに直結し、今回のチャンスにつながった。
4試合ぶりの先発メンバーに名を連ねた竹澤は、静岡BRとの前回対戦ではハットトリックの大活躍。リーグワンでは自身初となるプレーヤー・オブ・ザ・マッチも受賞しているため、前回対戦の再現に期待が膨らむ。

横浜キヤノンイーグルス 竹澤選手 【🄫ジャパンラグビー リーグワン】

ただ、当時の大活躍はすでに過去の話。「まずは目の前の静岡BR戦に勝ちたい」と話す竹澤は、自らにプレッシャーを掛けるようにこう言った。
「自分の持ち味であるフィジカルを前面に押し出して、アタックでもディフェンスでも相手を制し、僕のプレーでチームに勢いを付けたいです」
長かったレギュラーシーズンも残り3試合。横浜Eはラスト3での3連勝フィニッシュを目指してチームが結束する中、竹澤は「(リーグ戦は)このメンバーでできるのもあと3試合」と物寂しげな表情でそう話した。
「みんなでチャンピオンを目指してきた」(竹澤)シーズンの“大団円”へ。試合2日前の全体練習を締める際のハドルで、ゲームキャプテンを務める庭井祐輔が口を開いた。
「80分後に笑っていられるように、そのためにハードワークをしよう」
まずはラスト3の初戦で白星発進を。「イーグルスのプライドを示したい」という竹澤の言葉は、チームの総意だ。
(郡司聡)
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

ジャパンラグビー リーグワンは、ラグビー日本最高峰リーグです。 日本代表選手や海外のスター選手が数多く在籍し、世界トップレベルのラグビーをご覧いただけます。 ラグビーファンの方も、ラグビーの試合をまだ観たことのない方も、ラグビー観戦は決して難しいものではありません! 2024-25シーズンのスローガンは「Welcome to Rugby 世界最高峰の熱狂を一緒に楽しもう」。 お一人さまでも、ご家族・友人と一緒でも、それぞれの「リーグワン」をお楽しみください。スタジアムでお待ちしています!

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント