悲願のアジア制覇を狙う川崎Fの前に、カタール最強クラブが立ちはだかる【プレビュー:ACLE 準々決勝】

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【©J.LEAGUE】

AFCチャンピオンズリーグエリートの準々決勝が4月28日(日本時間)に行われる。

準々決勝からはサウジアラビアで集中開催される今大会。川崎Fはラウンド16で上海申花(中国)を2戦合計4-1で下し、ベスト8に名乗りを上げている。対戦相手はアル・サッド(カタール)となった。

アル・サッドは西地区のリーグステージを3勝3分2敗の4位で通過し、ラウンド16ではアル・ワスル(UAE)を2戦合計4-2で下し、準々決勝に勝ち上がってきた。

19日に幕を閉じた国内リーグでは連覇で18回目の優勝を成し遂げ、5月11日に控える国内カップ戦のファイナルにも駒を進めている。まさにカタール最強のクラブが川崎Fの前に立ちはだかる。

バルセロナのアカデミーでコーチを務めた経験のあるスペイン人のフェリックス サンチェス バス監督率いるチームは5バックの布陣を採用。多くのカタール代表選手を擁し、ブラジル出身選手がその脇を固める陣容だ。

攻撃の中心を担うのは、アクラム アフィーフだ。カタール代表にも名を連ねるエースは、2023年のアジアカップでMVPと得点王を獲得し、連覇の立役者となった。

今季のリーグ戦では18得点を記録し、今大会のラウンド16でもゴールを決めている。スペイン出身のラファ ムジカと形成する強力な2トップをいかに封じるが、川崎Fのテーマとなるだろう。

川崎Fは悲願のアジア制覇へ向け、まずはベスト8の壁を乗り越え、頂点への道を突き進みたい

ベスト4進出を目指す川崎Fだが、リーグ戦では苦戦が続いている。順位は6位ながらここ5試合は勝利から見放されている状況だ。

それでも今季から指揮を執る長谷部 茂利監督の下で攻守のバランスが整備され、大関 友翔ら若手もチャンスを掴みつつある。短期集中開催となる今回のファイナルステージでは総力戦が求められるだけに、彼らも不可欠な戦力となる。悲願のアジア制覇へ向け、まずはベスト8の壁を乗り越え、頂点への道を突き進みたい。
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