【今週の注目レース】福永厩舎の3億円ホース、堀厩舎の砂の大物候補らが出走
今週から東京、京都が開幕。春のGIシリーズは中休みとなるが、GIへのステップとなる重賞が土日で3レースも組まれており、またその他のレースでも楽しみな馬たちが名を連ねている。4月26日(土)、27日(日)に東京、京都、福島で行われる特別・平場の注目レースを紹介!
【土曜・東京4R 3歳未勝利】
JRA通算2000勝へ王手をかけているクリストフ・ルメール騎手。今週最初に騎乗するのがハーバードスクエア(牝3=美浦・木村哲也厩舎)だ。全姉がGIIIを2勝、GI安田記念2着のファインルージュという血統の良さが徐々に出てきたか、デビュー戦7着から4着、3着と1戦ごとに初勝利へと近づいている。この馬でルメール騎手は大台到達を決めてみせるか。
【土曜・東京6R 3歳1勝クラス】
父は米三冠馬アメリカンファラオ、母も米GI・2勝という超良血馬。2023年セレクトセールにおいて1億8700万円で落札されたのがリアライズカミオン(牡3=美浦・堀宣行厩舎)だ。昨年11月東京1600mダートのデビュー戦では2着馬に4馬身差をつける完勝。それ以来の2戦目でどのような走りを見せるか。堀厩舎にはケンタッキーダービーに挑戦する同じアメリカンファラオ産駒のルクソールカフェがいるが、将来は厩舎のダート2枚看板となるかもしれない。
【土曜・京都5R 3歳未勝利】
このレースには楽しみなデビュー馬が勢ぞろいしている。2018年GI皐月賞馬エポカドーロの半妹エリカブルージュ(牝3=栗東・杉山晴紀厩舎)、今年4月のGIIIダービー卿CTを制したトロヴァトーレの半妹チルウィズミー(牝3=栗東・中内田充正厩舎)、そして2021年GII神戸新聞杯の勝ち馬ステラヴェローチェの半妹メリッサバローズ(牝3=栗東・友道康夫厩舎)。これら良血馬が既走馬を相手にいきなりから好勝負に持ち込めるか、注目したい。
【日曜・東京6R 3歳1勝クラス】
2023年セレクトセール3億1900万円の超高額馬としても話題となったアスクセクシーモア(牡3=栗東・福永祐一厩舎)。重賞初挑戦となった前走のGIIIチャーチルダウンズCは6着だったものの、勝ち馬から0秒5差なら悪くない。今回は自己条件に戻っての一戦。秘めた素質の高さを見せたいところだ。
【日曜・京都2R 3歳未勝利】
シュネーグロッケン(牡3=栗東・清水久詞厩舎)は曾祖母シラユキヒメ、祖母ユキチャン、母ハウナニから毛色を代々受け継いでいる白毛馬。前走は初めて逃げる競馬を試み、ハナ差の2着とあと一歩のところで勝利を逃したものの大きな収穫を得たレースだった。今度こそ白い馬体を躍らせて初Vをつかみたい。
【日曜・福島11R モルガナイトステークス】
東京、京都で重賞が行われる中、第3場の福島では1200m芝のオープン特別が行われる。フルゲート16頭がエントリーし、JRA-VANの予想印ランキングでは近走好調のウインモナーク(牡6=美浦・奥平雅士厩舎)が一歩リードしているものの、力のあるスプリンターが多く集まった印象。流れ一つで大波乱もありそうな組み合わせだ。このレースは2023年に新設され、第1回の一昨年は11番人気、昨年は一転して1番人気が勝った。今年は本命、穴のどっちだ?
(文・森永淳洋)
【土曜・東京4R 3歳未勝利】
JRA通算2000勝へ王手をかけているクリストフ・ルメール騎手。今週最初に騎乗するのがハーバードスクエア(牝3=美浦・木村哲也厩舎)だ。全姉がGIIIを2勝、GI安田記念2着のファインルージュという血統の良さが徐々に出てきたか、デビュー戦7着から4着、3着と1戦ごとに初勝利へと近づいている。この馬でルメール騎手は大台到達を決めてみせるか。
【土曜・東京6R 3歳1勝クラス】
父は米三冠馬アメリカンファラオ、母も米GI・2勝という超良血馬。2023年セレクトセールにおいて1億8700万円で落札されたのがリアライズカミオン(牡3=美浦・堀宣行厩舎)だ。昨年11月東京1600mダートのデビュー戦では2着馬に4馬身差をつける完勝。それ以来の2戦目でどのような走りを見せるか。堀厩舎にはケンタッキーダービーに挑戦する同じアメリカンファラオ産駒のルクソールカフェがいるが、将来は厩舎のダート2枚看板となるかもしれない。
【土曜・京都5R 3歳未勝利】
このレースには楽しみなデビュー馬が勢ぞろいしている。2018年GI皐月賞馬エポカドーロの半妹エリカブルージュ(牝3=栗東・杉山晴紀厩舎)、今年4月のGIIIダービー卿CTを制したトロヴァトーレの半妹チルウィズミー(牝3=栗東・中内田充正厩舎)、そして2021年GII神戸新聞杯の勝ち馬ステラヴェローチェの半妹メリッサバローズ(牝3=栗東・友道康夫厩舎)。これら良血馬が既走馬を相手にいきなりから好勝負に持ち込めるか、注目したい。
【日曜・東京6R 3歳1勝クラス】
2023年セレクトセール3億1900万円の超高額馬としても話題となったアスクセクシーモア(牡3=栗東・福永祐一厩舎)。重賞初挑戦となった前走のGIIIチャーチルダウンズCは6着だったものの、勝ち馬から0秒5差なら悪くない。今回は自己条件に戻っての一戦。秘めた素質の高さを見せたいところだ。
【日曜・京都2R 3歳未勝利】
シュネーグロッケン(牡3=栗東・清水久詞厩舎)は曾祖母シラユキヒメ、祖母ユキチャン、母ハウナニから毛色を代々受け継いでいる白毛馬。前走は初めて逃げる競馬を試み、ハナ差の2着とあと一歩のところで勝利を逃したものの大きな収穫を得たレースだった。今度こそ白い馬体を躍らせて初Vをつかみたい。
【日曜・福島11R モルガナイトステークス】
東京、京都で重賞が行われる中、第3場の福島では1200m芝のオープン特別が行われる。フルゲート16頭がエントリーし、JRA-VANの予想印ランキングでは近走好調のウインモナーク(牡6=美浦・奥平雅士厩舎)が一歩リードしているものの、力のあるスプリンターが多く集まった印象。流れ一つで大波乱もありそうな組み合わせだ。このレースは2023年に新設され、第1回の一昨年は11番人気、昨年は一転して1番人気が勝った。今年は本命、穴のどっちだ?
(文・森永淳洋)
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