【フローラS × 過去データ分析】クイーンC、フラワーC組に注目!
近年は4~5番人気が好成績
キャリアは3~5戦が中心
キャリア別では3戦が4勝、4戦が3勝、そして5戦は勝利こそないが複勝率トップの32.0%。このキャリア3~5戦馬が中心になる。7戦以上も悪くないが、今年は該当馬が不在。1~2戦の馬は劣勢だ。
好走馬の前走は大半がG3か1勝クラス
今年は新馬戦組やG1~G2組の登録はなく、その他はオープン特別組【1.0.0.7】と、未勝利戦組【0.2.2.30】。オープン特別組で唯一好走した2016年1着のチェッキーノは、2走前の未勝利戦と前走のアネモネSを連勝していたが、今年の登録馬に同タイプは存在しない。未勝利戦組は好走した4頭中3頭が前走芝1800~2000mで1番人気に支持されており、同じく3頭はキャリア1~2戦だった。表2にあったようにこのレース全体としてはキャリア3~5戦が中心になるが、未勝利戦組を買うなら1~2戦馬になる。
前走G3組ならクイーンCかフラワーCで6着以内
1勝クラス組は前走4番人気以内の連対馬
【結論】
前走フラワーC3着のゴーソーファーが最有力!
今年の登録馬で前走クイーンCまたはフラワーCで6着以内だった馬はエストゥペンダ(クイーンC3着)、ゴーソーファー(フラワーC3着)、ハギノピアチェーレ(フラワーC6着)の3頭。このうちハギノピアチェーレはキャリア2戦のため苦しく、1着候補の最有力はキャリア4戦のゴーソーファー。3着以内の候補としてならキャリア5戦のエストゥペンダも互角とみていいだろう。
そして1勝クラス組で「前走4番人気以内で連対」を満たすのはヴァルキリーバース(キャリア3戦)、ブラックルビー(キャリア2戦)、ルクスジニア(キャリア6戦)の3頭で、この中ではキャリア3戦のヴァルキリーバースが最上位になる。
以上、重賞組からゴーソーファーとエストゥペンダ、1勝クラス組ではヴァルキリーバースを挙げたが、この3頭は上位人気必至。表1で触れたようにフローラSは穴馬の好走も少なくないだけに、たとえば前走の芝2000m未勝利戦を1番人気で勝ってきたキャリア2戦のロジャリーマインや、前走G3で10着だったロンドボスあたりを穴で狙ってみてもおもしろそうだ。
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