【ガンバ大阪】目指すのは名古屋戦の再現。横浜FC相手にガンバが連勝を目指す

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【ⓒGAMBA OSAKA】

攻守で相手を圧倒した名古屋戦の勢いと共に挑んだルヴァンカップの水戸戦は、ヒュメットや名和田で前線を構成。最終ラインでは東口がゴールマウスを守るなどターンオーバーに近い形で挑んだが、延長戦の末に水戸を振り切った。
カウンター狙いの水戸に対して、クリーンシートで勝ち切ったガンバが次に目指すのはリーグ戦での巻き返しである。
「リーグ戦は混戦なので連勝できれば違う景色が見えてくる」と中谷が話すように例年以上の混戦模様を呈しているリーグ戦でガンバは現在13位。ただ、上位との勝点差も少ないだけに、横浜FC戦は勝利が不可欠な一戦となる。

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水戸戦では延長で120分を戦い抜いたガンバだが、アウェイでの連戦となるだけに「メンバーを変えることも頭にある。今は選手を怪我で失うことが怖いので考えたい」とポヤトス監督は連戦の中でのマネージメントを意識する。
一方で誰がピッチに立とうとも変わらないのが、今目指すガンバの方向性である。「今の自分たちの特徴が出ているのは名古屋戦のサッカー」と鈴木が言えば、「アウェイだけど名古屋戦のようにボールを保持することをやらないと今のチームの良さは出せない」と黒川も力を込める。

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名古屋戦で再確認したのはボール保持を高めるサッカーの有効性。気温も上がる時期の連戦だけに、ポヤトス監督の元で今季目指す方向性に間違いないはないが、だからこそガンバの真価が横浜FC戦で問われることになる。
「相手の1列目のプレスを剥がすことと、どれだけ自分たちの流れに持っていけるかが大事」とポヤトス監督は相手の激しさを警戒する。
相手がガンバのビルドアップやボール保持の生命線となるボランチを消しにかかってくるのは間違いないが、福岡は「山田選手がいるサイドと逆からボールを動かせば良い」と横浜FCの良さを逆手に取るイメージを口にする。

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ボール保持が重要になるのは言うまでもないが、選手の多くが口にした横浜FC戦のポイントはセカンドボールである。「前線に大きな選手がいて、ボールを繋ごうとしつつもロングボールを後ろから使ってくる。気をつけたいのはセカンドボール」(一森)。かつてガンバでプレーしたGKの市川や福森から高精度のフィーを前線に蹴り込み、山田や鈴木の機動力を生かしてくる横浜FCだけに「相手のロングボールに負けないこと。1つ目の競り合いで勝つことが大事だし、セカンドボールの回収も鍵になる」と福岡は話す。
最前線の櫻川と山田はそれぞれ2得点を決めているが、やはり福森というボールの出どころを封じることも大事になる。

昇格組の横浜FCは現在15位だがガンバとの勝点差はわずかに2。直近の2試合は1勝1分で調子を上げており、侮れない相手であるのは間違いない。
かつて横浜FCでプレーした山下にとっては古巣との顔合わせだが「観客席が近いのでスイッチが入りやすい。あのゴールネットを揺らしたい」とリーグ戦2戦連発に向けて気合十分。アウェイの連戦だが、ガンバは今季のスタイルで勝ちに行く。

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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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