【ガンバ大阪】目指すのは名古屋戦の再現。横浜FC相手にガンバが連勝を目指す
カウンター狙いの水戸に対して、クリーンシートで勝ち切ったガンバが次に目指すのはリーグ戦での巻き返しである。
「リーグ戦は混戦なので連勝できれば違う景色が見えてくる」と中谷が話すように例年以上の混戦模様を呈しているリーグ戦でガンバは現在13位。ただ、上位との勝点差も少ないだけに、横浜FC戦は勝利が不可欠な一戦となる。
一方で誰がピッチに立とうとも変わらないのが、今目指すガンバの方向性である。「今の自分たちの特徴が出ているのは名古屋戦のサッカー」と鈴木が言えば、「アウェイだけど名古屋戦のようにボールを保持することをやらないと今のチームの良さは出せない」と黒川も力を込める。
「相手の1列目のプレスを剥がすことと、どれだけ自分たちの流れに持っていけるかが大事」とポヤトス監督は相手の激しさを警戒する。
相手がガンバのビルドアップやボール保持の生命線となるボランチを消しにかかってくるのは間違いないが、福岡は「山田選手がいるサイドと逆からボールを動かせば良い」と横浜FCの良さを逆手に取るイメージを口にする。
最前線の櫻川と山田はそれぞれ2得点を決めているが、やはり福森というボールの出どころを封じることも大事になる。
昇格組の横浜FCは現在15位だがガンバとの勝点差はわずかに2。直近の2試合は1勝1分で調子を上げており、侮れない相手であるのは間違いない。
かつて横浜FCでプレーした山下にとっては古巣との顔合わせだが「観客席が近いのでスイッチが入りやすい。あのゴールネットを揺らしたい」とリーグ戦2戦連発に向けて気合十分。アウェイの連戦だが、ガンバは今季のスタイルで勝ちに行く。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ