【重賞見どころ・皐月賞ほか】断然「1強」クロワデュノール、ファンが支持する逆転候補は?

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クロワデュノール 【photo by K.Kuramoto】

【皐月賞(GI)】 4月20日(日)中山競馬場2000m芝

 今週は3歳牡馬のクラシック第一冠・皐月賞。下馬評ではクロワデュノールの「1強」だが、これに迫る、あるいは逆転するのはどの馬だとファンは見ているのか?
 出走予定18頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(4月17日19時20分時点)をご紹介!
※予想印ランキング……JRA-VANユーザの◎数をランキングで表示

・クロワデュノール(牡3=栗東・斉藤崇史厩舎)29585pt
3戦3勝でGIホープフルSを制した昨年の2歳王者。これまで負かした相手が3歳になって次々と重賞、オープンを勝ったことで、走らずともさらに評価を上げる形となった。早くも「三冠」の声が上がる中、今年初戦のGIでどのようなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。JRA-VANユーザの支持もダントツだ。

・サトノシャイニング(牡3=栗東・杉山晴紀厩舎)8288pt
前走のGIIIきさらぎ賞で重賞初制覇。2着リンクスティップ(後の桜花賞3着馬)に3馬身差をつける完勝だった。ここまで3戦2勝。唯一敗れている相手はGII東京スポーツ杯2歳Sでのクロワデュノール。その時の借りを大一番で返したい。

・エリキング(牡3=栗東・中内田充正厩舎)7114pt
デビュー以来、3戦3勝。前走のGIII京都2歳Sで2着に負かしたジョバンニはその後、GIホープフルS2着、若葉Sを勝っており、その比較からしてもエリキングの能力は相当に高い。右第1指骨剥離骨折後の復帰戦だけに不安はあるが、一方でクロワデュノールと初対戦という魅力もある。

・マスカレードボール(牡3=美浦・手塚貴久厩舎)5104pt
GIホープフルSでは11着に敗れたものの、前走のGIII共同通信杯で鮮やかな変わり身を見せて重賞初制覇となった。能力自体は申し分ない。ただ、これまで挙げた3勝はいずれも広いコースの左回りであり、好走のカギは2度目の中山2000mをどう克服するかだろう。

・ジョバンニ(牡3=栗東・杉山晴紀厩舎)5084pt
前走の若葉Sで待望の2勝目。GIホープフルS、GIII京都2歳Sなどこれまで2着が3度と勝ちきれなかったが、敗れた相手はクロワデュノール、エリキング。この馬もまた世代トップの1頭であることには変わりない。持ち味の安定感を武器に今回も上位を狙う。

【福島牝馬ステークス(GIII)】 4月20日(日)福島競馬場1800m芝

 春の福島開催を彩る牝馬限定の重賞レース。皐月賞の“裏”で目立たないかもしれないが、この先には府中1600m、GIヴィクトリアマイルの大舞台が待っている。
 出走予定16頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(4月17日19時20分時点)をご紹介!

・ホーエリート(牝4=美浦・田島俊明厩舎)2211pt
昨年はGIオークス、GI秋華賞ともに10着と結果を残せなかったが、年明け3勝クラスの迎春Sを制すると、続くGIII中山牝馬Sでも2着に好走。地力強化と成長著しい1頭だ。

・アドマイヤマツリ(牝4=美浦・宮田敬介厩舎)1939pt
充実度ならこの馬も負けていない。初勝利を挙げた昨年6月から5戦4勝。前走のスピカSを勝ってオープンに昇級となった。父はキタサンブラック。まだまだ成長していきそうな雰囲気がある。

・フェアエールング(牝5=美浦・和田正一郎厩舎)1915pt
昨年前半は低迷したが、夏の札幌から急カーブで復調。秋のGIII福島記念2着、そして年明けのGIII小倉牝馬Sで一気の重賞初制覇を達成した。福島コースは新馬戦でも勝っている好相性のコース。この勢いで重賞連勝を決めたい。

(文・森永淳洋)
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