【重賞見どころ・中山GJほか】混迷のハードル界、勝つのは実績馬か上がり馬か

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スマイルスルー 【photo by T.Mori】

【中山グランドジャンプ(J・GI)】 4月19日(土)中山競馬場4260m芝

 上半期の障害チャンピオン決定戦。今年、新たなハードルの星として名乗りを挙げるのはどの馬か。
 出走予定12頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(4月17日19時20分時点)をご紹介!
※予想印ランキング……JRA-VANユーザの◎数をランキングで表示

・ジューンベロシティ(牡7=栗東・武英智厩舎)1575pt
昨年は中山グランドジャンプ2着、暮れの中山大障害が1番人気4着と、あと一歩のところでビッグタイトルを逃した。重賞通算4勝はメンバー屈指の実績で、その実力は誰もが認めるところ。今年こそ頂点に立ちたい。

・スマイルスルー(牡5=栗東・斉藤崇史厩舎)1156pt
昨年6月の障害戦初勝利から京都ジャンプS、小倉ジャンプSの2つの重賞を含む破竹の4連勝。ハードル界で今、最も勢いのある馬だ。今回がGI初挑戦となるが、一気の王座獲りを果たしても驚けない。

・エコロデュエル(牡6=美浦・岩戸孝樹厩舎)1122pt
こちらは昨年の中山グランドジャンプ4着、中山大障害2着と、ジューンベロシティと鏡合わせのような成績となった。重賞でも常に上位を賑わせ大崩れしないのが持ち味。流れ一つで初タイトルが見えてくる。

・インプレス(牡6=栗東・佐々木晶三厩舎)1038pt
スマイルスルー同様、この馬も昨年10月の障害戦初Vから4連勝中。前走は距離こそ今回より900mほど短いものの、中山コースで勝利を挙げたのは大きい。GIどころか重賞にも初挑戦となるが、目下の勢いと充実ぶりは魅力だ。

【アンタレスステークス(GIII)】 4月19日(土)阪神競馬場1800mダート

 サウジ、ドバイと中東のビッグレースは終わったが、国内ダート戦線は夏の帝王賞、さらに秋に向けて熱い戦いがまだまだ繰り広げられる。
 出走予定13頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(4月17日19時50分時点)をご紹介!

・ミッキーファイト(牡4=美浦・田中博康厩舎)5680pt
前走のGIフェブラリーSでは見せ場十分の3着。新馬戦以来2度目の経験少ないマイル戦で好走したのだから、やはり力は現役トップクラスの1頭だ。200mの距離延長は間違いなくプラス材料になる。

・ハギノアレグリアス(牡8=栗東・四位洋文厩舎)2108pt
昨年12月のGIチャンピオンズカップでは4着に善戦。まだまだ衰えはないところをアピールした。しかも阪神ダートでは重賞1勝を含め、6戦[3-2-1-0]と馬券圏内を外していない。得意のコースで重賞4勝目を狙う。

・ヤマニンウルス(牡5=栗東・斉藤崇史厩舎)2074pt
ここ3戦は地方交流重賞、初めての芝、距離短縮の1400m戦を走ってきたが、今一つ噛み合わなかったか結果が出なかった。今回は仕切り直しの一戦。鞍上にも再び武豊騎手が戻り、改めて「砂の大器」の力を見せたい。

・マーブルロック(牡5=栗東・西園正都厩舎)1372pt
2ケタ着順を繰り返す時期もあったが、戦法を逃げに変えてから成績が安定。目下2連勝中で、前走は今回と同じ阪神1800mダートのオープン特別、レグルスSを逃げて快勝した。重賞初挑戦のここも臆せず逃げの一手で勝負したい。

(文・森永淳洋)
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