首位のFC大阪はホームで群馬を迎え撃つ。7戦負けなしと勢いに乗る栃木Cは松本の本拠地に乗り込む【プレビュー:明治安田J3 第10節】
FC大阪はホームで群馬と対戦。前節は八戸を下し、首位の座を守っている。ここまでわずか5失点の堅守を軸に、今節も勝負強さを示せるか。群馬は相模原と引き分け、4試合勝利がない。追いかける展開が続いているだけに、先手を奪い試合を優位に進めたいところだ。
勝点1差でFC大阪を追いかける2位の栃木Cはアウェイで松本と対戦。前節は高知を5-0で撃破し、7戦負けなしと勢いに乗る。2戦連発中で、2・3月度の月間MVPにも輝いた田中 パウロ淳一に注目が集まる。松本は讃岐を下し、3試合ぶりに勝点3を手にした。2ゴールで勝利の立役者となった20歳の田中 想来が再び大仕事をやってのけるか。
3位の鹿児島は鳥取の本拠地に乗り込む。前節は沼津と引き分け、7戦負けなしとしている。3試合ゴールのないアンジェロッティがチームにさらなる勢いをもたらす結果を残せるか。鳥取は宮崎に敗れ、3試合勝利がない。3試合で6失点を喫する守備の立て直しが求められるだろう。
4位の北九州はホームに相模原を迎える。前節は福島に敗れ、連勝が2でストップ。水曜日に行われたルヴァンカップでは、敗れたとはいえ横浜FCを最後まで追いつめる戦いを披露した。その試合でゴールを決めた渡邉 颯太がリーグ戦でも結果を残せるか。相模原は群馬と引き分け、5試合勝利から遠ざかる。今季初ゴールを決めた加藤 拓己が嫌な流れを断ち切る役割を担いたい。
5位の宮崎はアウェイで琉球と対戦。前節は鳥取を下し、4戦負けなしとしている。今季初得点を含む2ゴールを決めた橋本 啓吾がここから勢いに乗っていけるか。琉球は長野と引き分け、4戦負けなしとしている。もっとも終了間際に追いつかれ勝ち切れなかっただけに、試合の終わらせ方がテーマとなる。
6位の金沢は栃木SCとのアウェイゲームに臨む。前節は奈良を下し、3戦負けなしとした。ここ3試合で4得点を記録するパトリックに、今節もかかる期待は大きい。対する栃木SCは岐阜を下し、4試合ぶりに勝点3を手にした。水曜日のルヴァンカップでもJ1で首位に立つ福岡と堂々と渡り合っている。福岡相手にプロ初ゴールを決めた大卒ルーキーの屋宜 和真が、リーグ戦でもチームに勢いをもたらす活躍を見せたいところだ。
奈良はホームに沼津を迎える。前節は金沢に敗れ、7試合ぶりの黒星を喫している。得点は奪えているだけに、今季は一度もクリーンシートがない守備陣が意地を見せられるか。沼津は鹿児島と引き分け、7戦未勝利と苦戦が続く。こちらの課題は攻撃面。鈴木 拳士郎ら前線トリオに結果が求められる。
八戸はホームで長野と対戦。前節はFC大阪に敗れ、4試合ぶりの黒星となった。過去対戦では5試合連続で負けなし(3勝2分)の相手に勝利を収め、再び勢いを取り戻したい。長野は琉球と引き分け、連敗を2で止めたものの、3戦未勝利となった。今季初ゴールを決めた忽那 喬司がチームを好転させる活躍を見せられるか。
福島はホームに高知を迎える。前節は北九州を下し、3戦負けなしとした。ルヴァンカップでも柏を追い詰めており、チーム状態は悪くないはずだ。柏相手に2点を決めた矢島 輝一がリーグ戦でも結果を残せるか。高知は栃木Cに敗れ、初の連勝はならず。5点を許した守備の修正が何よりも求められるだろう。
岐阜はホームで讃岐と対戦する。前節は栃木SCに敗れ、6戦未勝利と苦しんでいる。ここまでリーグワーストの15失点を喫する守備組織の立て直しが急務となる。讃岐は松本に敗れ、4試合勝利から遠ざかる。こちらは得点力不足に苦しむなか、今季はまだ結果が出ていない川西 翔太に初ゴールは生まれるか。
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