LA28:ドジャー・スタジアムがロサンゼルス2028オリンピックの野球公式会場に決定

世界野球ソフトボール連盟
チーム・協会

【世界野球ソフトボール連盟】

ロサンゼルス2028オリンピック組織委員会(LA28)は、ドジャー・スタジアム を2028年夏季オリンピックの野球競技の公式会場に決定したと発表した。

ドジャース・タジアムは、野球が公開競技だった1984年のオリンピックなど、アメリカにおける野球の数々の名場面を演出してきた。また、11回のワールドシリーズと、開催国米国が優勝した2017年ワールドベースボールクラシックの決勝ラウンドの開催地でもある。

WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は、「2028年のオリンピックで再びドジャー・スタジアムに戻れることを非常に嬉しく思います。この象徴的な球場は、野球の魅力を世界中に発信するのに理想的な舞台です。1984年以上に熱気に満ちた大会になると信じており、LA28およびIOCとともに世界中のファンに忘れられない体験を提供していきます。」とコメントした。

LA28はプレスリリースで、「世界で最も象徴的なスタジアムの一つ、ロサンゼルス・ダウンタウンにあるドジャー・スタジアムで野球がオリンピックに復帰することは、世界の注目をアメリカで最も愛されているスポーツ“野球”に集めることになるでしょう。」「このスタジアムでは、これまで11回のワールドシリーズを含む数え切れないほどの記録破りな試合が開催されています。2028年も記録を更新し続けるでしょう。」と述べた。
1959年に着工し、1962年4月10日に開場したドジャー・スタジアムは、過去63シーズンにわたりロサンゼルス・ドジャースの本拠地となっています。5万6000人の収容人数を誇り、スポーツ史上屈指のスタジアムとして名声を博しているこのスタジアムは、1984年のオリンピック期間中、1試合平均4万8000人、合計38万5000人の観客が訪れた。

感動的な決勝戦で、当時球審を務めていたフラッカーリ会長の見守るなか、日本はアメリカを破った。

「あれは私の審判キャリアのピークでした」と、アマチュア野球審判協会(ABUA)殿堂入りを果たした現WBSC会長は回想し、「あの大会が、野球が競技種目に採用されるきっかけとなりました。LA28大会でWBSC会長として再びあの場所に戻れることを大変嬉しく思います。」とコメントした。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)はオリンピック首都スイス・ローザンヌの近郊プーリーにに本部をおく野球、ソフトボール、ベースボール5の国際統括団体。6500万人以上にのぼるアスリート競技人口を支え、野球、ソフトボール、ベースボール5の普及・発展を推進している。 WBSCは各国の公式代表チームが出場する国際大会を主催しており、プレミア12、野球ワールドカップ、ソフトボールワールドカップ、ベースボール5、野球・ソフトボールオリンピック予選を世界各地で開催している。

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント