LA28:ドジャー・スタジアムがロサンゼルス2028オリンピックの野球公式会場に決定
ドジャース・タジアムは、野球が公開競技だった1984年のオリンピックなど、アメリカにおける野球の数々の名場面を演出してきた。また、11回のワールドシリーズと、開催国米国が優勝した2017年ワールドベースボールクラシックの決勝ラウンドの開催地でもある。
WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は、「2028年のオリンピックで再びドジャー・スタジアムに戻れることを非常に嬉しく思います。この象徴的な球場は、野球の魅力を世界中に発信するのに理想的な舞台です。1984年以上に熱気に満ちた大会になると信じており、LA28およびIOCとともに世界中のファンに忘れられない体験を提供していきます。」とコメントした。
LA28はプレスリリースで、「世界で最も象徴的なスタジアムの一つ、ロサンゼルス・ダウンタウンにあるドジャー・スタジアムで野球がオリンピックに復帰することは、世界の注目をアメリカで最も愛されているスポーツ“野球”に集めることになるでしょう。」「このスタジアムでは、これまで11回のワールドシリーズを含む数え切れないほどの記録破りな試合が開催されています。2028年も記録を更新し続けるでしょう。」と述べた。
感動的な決勝戦で、当時球審を務めていたフラッカーリ会長の見守るなか、日本はアメリカを破った。
「あれは私の審判キャリアのピークでした」と、アマチュア野球審判協会(ABUA)殿堂入りを果たした現WBSC会長は回想し、「あの大会が、野球が競技種目に採用されるきっかけとなりました。LA28大会でWBSC会長として再びあの場所に戻れることを大変嬉しく思います。」とコメントした。
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