【BOATRACE】G1福岡周年 話題沸騰の「ポンコツドリーム」は宮地元輝がまくり一撃快勝

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 ボートレース福岡(サマータイム開催)の「G1福岡チャンピオンカップ 開設72周年記念競走」(優勝賞金1200万円)は14日、2日目を開催した。初日ほどの強風は吹かず、安定板は外されてのレースだったが、1Rの向かい風が2R以降は追い風に変わったり、レースによって風速が変わったり、さらに雨も突然降ったりとコンディションは安定せず。最も追い風が強かった(6メートル)4Rでは和田兼輔が4コースからコンマ03のFに散っている。1コースは6勝と、7勝だった初日よりも減った。3連単の万舟券は6、12Rの2本で、初日と同数だった。

 2日目の12Rは西山貴浩率いる「ポンコツ会」のメンバーが激突した「ポンコツドリーム」。場内で行われたインタビューも大いに盛り上がり、レースの方も見応えのある内容だった。人気を集めた1コースの西山貴浩もコンマ07のスタートを決めたが、伸びに勝る3コースの宮地元輝(佐賀出身・佐賀支部38歳)【冒頭の写真】がコンマ06のスタートから一気のまくりで快勝。チルトを1.5度に跳ねていた菅章哉が6コースから伸びてまくり差しての2着。西山は1コースから3着には残し、3連単の3-5-1は1万1010円の34番人気だった。

 初の試みで大きな話題にもなった「ポンコツ会」対決の頂点に立った宮地元輝は評判のモーターの後押しもあり、「足はきている。あとはターンの回り足が甘いかな。そこだけ」と完調手前の仕上がりといった雰囲気。「今年の目標は福岡のチャレンジカップ(11月開催)に出場すること」と公言するほど福岡には思い入れがあり、気合の入りようも見て取れる。

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 初日に連勝した3人の2日目は渡辺浩司(5着)、篠崎仁志(5着)、新田雄史(3着)と、いずれも3連勝はならなかったが、パワー面では新田雄史がかなり評判。2日目は連勝者が不在だった代わりに、地元の篠崎元志(福岡出身・福岡支部39歳)【写真上】、井口佳典、佐藤博亮の3人が2着2本と好走。ただ、篠崎元と佐藤博は1コース戦でも2着だったので手放しでは喜べないかも。

 初日の「チャンピオンドリーム」を制した毒島誠は6号艇だった2日目5Rで6着と大敗したものの、後半9Rでは4号艇から3コースを取って2勝目をマーク。また、好モーターを手にしている石渡鉄兵は初日から2、1着の好ペース。茅原悠紀、磯部誠らはオール3連対をキープしている。

 なお、安河内健は2Rで不良航法を取られてマイナス10点。

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