久保建英出場のレアル・ソシエダに2-0で勝利!ラリンとダルデルのゴラッソでヨーロッパに一歩近づく!【RCDマジョルカ】

マジョルカ
チーム・協会

【©︎RCDMallorca】

浅野とムリキ不在もアウェーで2003年ぶりの勝利

4月13日、RCDマジョルカはアウェー、レアレ・アレーナでレアル・ソシエダと対戦した。浅野拓磨とムリキは怪我でメンバー外となったこの一戦。一方で元RCDマジョルカのタケこと久保建英も先発メンバーとして出場した。

昨年のコパ・デル・レイでのPK戦の末の勝利はあったものの、リーグ戦では2003年以来レアレ・アレーナでは勝利がなかったマジョルカ。ヨーロッパ出場権獲得に向けて重要な一戦に臨んだ。

前半、試合は両チームが交互にボールを支配する展開で始まったものの、先にスコアを動かしたのはマジョルカだった。

20分、ソシエダのバレネチェアのミスを見逃さなかったセルジ・ダルデルが完璧なスルーパスを出し、ラリンが冷静にゴールキーパー、レミーロをかわして先制ゴールを決めた。

この得点は、攻め込んでいたものの決定力を欠いていたソシエダにとっては痛いタイミングであった。

リードを得たマジョルカは落ち着いて試合を運び、ソシエダの反撃にも耐えながら攻撃のチャンスを狙った。また、マジョルカの守護神グレイフのマリンやオヤルサバルのシュートに対しての落ち着いたセーブもチームの守備をさらに固めた。

前半はラリンのゴール以降点差に動きは見られず、そのまま後半へ。

後半、ソシエダがさらに攻撃を強めてスタート。しかし47分、ダルデルが強烈なシュートを放ち、見事にゴールに吸い込まれて行き、マジョルカが2点目を奪うことに成功。

このゴールで試合の流れは完全にマジョルカへ。その後は、マジョルカが堅実な守備でリードを守り切る展開が続いた。

ソシエダは何度かチャンスを作るものの、ジョン・マルティンのシュートをグレイフが見事にセーブするなど、なかなかマジョルカのゴールを敗れず。

時間が経つにつれてソシエダは勢いを失い、マジョルカが試合のリズムをコントロールする展開に。

終盤に両チームが選手交代を行うも、スコアは変わらず。マリエスクレナの危険なシュートも得点には繋がらず、マジョルカが劇的勝利を手にした。

この勝利により、ソシエダとの順位も入れ替わり、マジョルカはヨーロッパ大会出場の夢に向けて大きな一歩を踏み出した。
次節は4月20日、残留争いを強いられているレガネスと対戦。マジョルカは浅野やムリキの復帰も期待される中、確実の勝ち点を掴んでいきたいところだ。
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著者プロフィール

RCDマジョルカはスペイン・バレアレス諸島州パルマ・デ・マヨルカに本拠地を置くサッカークラブで、1916年に設立されました。バレアレス諸島に本拠地を置くサッカークラブの中ではもっとも歴史が古いクラブとして知られています。19/20シーズン、そして21/22シーズンには日本代表の久保建英選手がプレーしています。

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