1. FCケルン | 現在2位のケルンがフュルトに引き分け、1位に勝ち点1差まで迫る
ヴァルドシュミッドの同点弾を守り切り引き分けへ
ストルバー監督は前節から2枚先発メンバーを入れ替えた。フロリアン・カインツがマティアス・オレセンに代わって出場。また、ウォーミングアップ中にドミニク・ハインツが負傷したため、急遽ジュリアン・パウリが先発に抜擢。
前半、立ち上がりはイマド・ロンディッチが9分と10分に2度チャンスを作り出すも、先制したのはフュルトだった。
12分、フュルトのロベルト・マッシモが右サイドを突破し、鋭いクロスを受けたノエル・フットクが近距離から押し込み先制点を奪った。
その後、ケルンはなかなかチャンスを作れず、逆にフュルトのブラニミール・フルゴタが放ったシュートがエリック・マルテルに当たって僅かに枠を逸れる危ない場面もあった。
ケルンが最もゴールに近づいたのは30分、ルカ・ヴァルドシュミッドが右足で狙ったシュートだったが、フュルトのゴールキーパー、ナフエル・ノルに阻まれた。
しかし、前半終了間際に試合が動く。攻撃参加したジュリアン・パウリがフロリアン・カインツとのワンツーの際にエリア内で倒され、ケルンがPKを獲得。これをヴァルドシュミッドが左隅にしっかり決め、同点に追いついた。
後半に入ると、以前フュルトに所属していたティム・レンペレが身体をうまく使った後に放ったシュートが僅かに枠を外れた。
64分、ダミオン・ダウンズが素早いスローインから途中出場したマルク・ウートへ。エリア内からシュートを放つも、再びノルが素晴らしいセーブで阻んだ。
一方のフュルトも果敢に攻めるも、ケルンのゴールキーパー、マルヴィン・シュヴェーベが至近距離のシュートを見事にセーブ。75分にはジョマイン・コンスブルッフのシュートもシュヴェーベが好守で阻止した。
試合終了間際の85分には、ダウンズがパカラダのクロスに対しエリア内で明らかにホールディングを受けて倒れたものの、PKの判定は与えられなかった。
試合は1-1で試合終了となり、両チームが勝ち点を分け合う形となった。ケルンは一位のハンブルガーに順位を勝ち点1差で近づけることに成功した。リーグ戦のこり5試合。次節はプロイセン・ミュンスター戦だ。
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