1. FCケルン | 現在2位のケルンがフュルトに引き分け、1位に勝ち点1差まで迫る

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ヴァルドシュミッドの同点弾を守り切り引き分けへ

4月12日土曜日、1.FCケルンはアウェーの地でフュルトと対戦した。満員にはならなかったフュルトのロンホーフ・スタジアム(観客数:15,294人)だったが、ケルンからは約2,500人が4時間ほどかけて応援に駆けつけた。

ストルバー監督は前節から2枚先発メンバーを入れ替えた。フロリアン・カインツがマティアス・オレセンに代わって出場。また、ウォーミングアップ中にドミニク・ハインツが負傷したため、急遽ジュリアン・パウリが先発に抜擢。

前半、立ち上がりはイマド・ロンディッチが9分と10分に2度チャンスを作り出すも、先制したのはフュルトだった。

12分、フュルトのロベルト・マッシモが右サイドを突破し、鋭いクロスを受けたノエル・フットクが近距離から押し込み先制点を奪った。

その後、ケルンはなかなかチャンスを作れず、逆にフュルトのブラニミール・フルゴタが放ったシュートがエリック・マルテルに当たって僅かに枠を逸れる危ない場面もあった。

ケルンが最もゴールに近づいたのは30分、ルカ・ヴァルドシュミッドが右足で狙ったシュートだったが、フュルトのゴールキーパー、ナフエル・ノルに阻まれた。

しかし、前半終了間際に試合が動く。攻撃参加したジュリアン・パウリがフロリアン・カインツとのワンツーの際にエリア内で倒され、ケルンがPKを獲得。これをヴァルドシュミッドが左隅にしっかり決め、同点に追いついた。

後半に入ると、以前フュルトに所属していたティム・レンペレが身体をうまく使った後に放ったシュートが僅かに枠を外れた。

64分、ダミオン・ダウンズが素早いスローインから途中出場したマルク・ウートへ。エリア内からシュートを放つも、再びノルが素晴らしいセーブで阻んだ。

一方のフュルトも果敢に攻めるも、ケルンのゴールキーパー、マルヴィン・シュヴェーベが至近距離のシュートを見事にセーブ。75分にはジョマイン・コンスブルッフのシュートもシュヴェーベが好守で阻止した。

試合終了間際の85分には、ダウンズがパカラダのクロスに対しエリア内で明らかにホールディングを受けて倒れたものの、PKの判定は与えられなかった。

試合は1-1で試合終了となり、両チームが勝ち点を分け合う形となった。ケルンは一位のハンブルガーに順位を勝ち点1差で近づけることに成功した。リーグ戦のこり5試合。次節はプロイセン・ミュンスター戦だ。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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