PSG相手に逆転許すも希望残すアウェイゴール | アストン・ヴィラ

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【©︎AstonVilla】

先制も及ばず痛恨の3失点

ヨーロッパの頂点を懸けた大一番。アストン・ヴィラはチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでパリ・サンジェルマンとのアウェイゲームに挑んだ。

マッギン、ラッシュフォード、ロジャーズらが先発に名を連ねたヴィラは、序盤からPSGの圧力を受けながらも粘り強く対応。自陣に堅固なブロックを敷き、中央突破をシャットアウト。パリの攻撃陣に自由を与えなかった。

迎えた前半35分、その守備が一瞬の輝きにつながる。左サイドをえぐったティーレマンスが絶妙なクロスを送ると、ファーに走り込んだロジャーズが冷静に流し込み、敵地で貴重な先制点を奪取。

しかし歓喜は長く続かない。わずか3分後、PSGのドゥエが右サイドでボールを受けると、ロジャーズとの1対1を制し鋭いカットイン。右足で放たれた一撃はクロスバーを叩いてゴールに吸い込まれ、試合は振り出しに戻る。

後半開始直後には、さらなる衝撃。49分、クヴァラツヘリアが左足一閃。ニア上を射抜く強烈なシュートで逆転に成功し、スタジアムは大歓声に包まれる。

ヴィラは反撃を狙い、80分にオナナ、マートセン、ワトキンスを同時投入。終盤にかけてチャンスを伺う。

だが試合終了間際、最後の一撃が突き刺さる。ヌーノ・メンデスが左サイドのスペースを突いてボックス内に侵入。巧みなキックフェイントでマルティネスをかわすと、無人のゴールに流し込まれ、スコアは1-3に。

ファーストレグは1-3で終了。アストン・ヴィラは1週間後の15日にホーム・ヴィラ・パークでのセカンドレグに臨む。逆転でのベスト4進出に向け、全てを懸けた一戦となる。

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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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