坂手淳史、感謝の100キャップ。さらに成長した姿を目指し、次なる一歩へ

埼玉パナソニックワイルドナイツ 坂手選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】

2016-2017シーズンにパナソニック ワイルドナイツ(当時)に入団した埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、埼玉WK)の坂手淳史キャプテンが、ジャパンラグビー トップリーグ・リーグワン通算100キャップを獲得した。

英雄のメモリアルゲームは前半に一進一退の攻防が続いたが、後半に数的優位を生かして一気呵成となった埼玉WKが55対17でトヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)を突き放した。なお、このゲームではトヨタVの茂野海人もトップリーグ・リーグワン通算100試合出場を達成した。

トヨタヴェルブリッツ 茂野選手(左) 埼玉パナソニックワイルドナイツ 坂手選手(右) 【©ジャパンラグビーリーグワン】

ゲームは、坂手のトライで幕を開けた。前半11分、敵陣深くのモールで坂手がボールを抱えると、チームメートの力を借りながら一気に押し込んでみせた。坂手へのチーム全員の気持ちが集約されたかのようなトライで、100キャップ戦勝利へ幸先良いスタートを切った。

「あのトライは全員で奪った得点。100キャップは一つの通過点としての区切りであると同時に、これまで支えてくれた方々に感謝を伝える場所だと思っていました。こういう舞台を設定してもらって感謝しています」

坂手はキャプテンシーを発揮し、チームをけん引した。後半28分までプレーし、ピッチを離れた坂手にはスタンドから大きな声援が送られた。割れんばかりの拍手に右手を挙げて応えるキャプテンを、チームメートたちは破顔のハイタッチで出迎えた。

ロビー・ディーンズ監督は「どんなゲームも素晴らしいプレーをしてくれているが、大きな器と素晴らしい人格が彼の特長の一つ。10年前に帝京大学でプレーしていた彼をリクルートしたことが思い出される」と入団当初を懐かしんだ。

試合後には、セレモニーが実施されて家族から花束が贈呈された。チームメートたちは彼の功績を称えて、おそろいのTシャツでセレブレート。埼玉WK、そして日本ラグビー界において激闘の時間を戦い続ける坂手は感慨深げにスタンドを見上げた。

「家族の支え、出会った人の支えがあって100キャップを達成できました。チームとしても個人としてもまだまだ成長できる。101試合目からさらに成長した姿を見せていきたい。ワイルドナイツに声を掛けてもらって、ここを選んだのは自分。その選択は間違っていなかったと思います」

100試合出場の足跡を刻んだ坂手は、この瞬間から次なる一歩を踏み出していく。

(伊藤寿学)
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