「海野のためにもしっかりと谷底に突き落としたい。日本人同士の闘いをアメリカでやることに意味があるし、ホントの新日本の海外戦略になるんじゃないか」IWGP世界ヘビー級王者・後藤がシカゴ決戦へ闘志を燃やす!【4.7二夜明け会見】

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社】

4月7日(月)新日本プロレス事務所にて『餓狼伝説 City of the Wolves presents SAKURA GENESIS 2025』の二夜明け会見がおこなわれ、3度目の王座防衛に成功し日本時間4月12日(土)『Windy City Riot 2025』シカゴ大会にて海野翔太の挑戦を受けることになったIWGP世界ヘビー級王者・後藤洋央紀選手が出席した。

撮影/山本正二

■『Windy City Riot 2025』
現地時間・4月12日 (土) 09:00開始
アメリカ・Wintrust Arena(イリノイ州シカゴ)
※第0試合は8時30分~

※リンク先は外部サイトの場合があります

■後藤洋央紀選手のコメント

【新日本プロレスリング株式会社】

「無事に3回目の防衛、達成することができました。ありがとうございます。次はリング上でも言った通り、『NEW JAPAN CUP』準優勝者・海野戦。まあ、これからのね、海野のためにもしっかりと谷底に突き落としたいと思います。まあ、次はシカゴ。アメリカという舞台で久しぶりの日本人同士の(IWGP世界ヘビー)対決。しっかりと新日本プロレスというものをアピールしていきたいと思っています」

■質疑応答

【新日本プロレスリング株式会社】

――日本人同士の闘いを見せたいという言葉もありましたが、海外仕様の新日本プロレスを見せたいとお気持ちはありましたか?

後藤「やっぱり海外という舞台でやる意味、新日本プロレスをアピールするという意味では、やっぱり日本人同士の闘いを海外でやることに意味があるのかなとずっと思ってたんですよね」

――日本人同士のIWGP世界ヘビー級選手権はここ数年なかったです(前回は2023年2.19サンノゼ大会、オカダ・カズチカvs棚橋弘至)。

後藤「アメリカでやることに意味があるというか、これがホントの新日本プロレスの海外戦略になるんじゃないかなという風に」

――最近の海野選手の印象は?

後藤「迷っているようには見えてましたが、彼自身が『迷ってない』と、そうやって言ってるんで、それはリングで確かめたいと思ってます」

――去年の10月両国大会ではご家族が悲しい思いもされましたが、今回フィンレー選手にリベンジして、ご自宅でのご家族のご様子はいかがでしたか?

後藤「やっぱり子供たちも終始笑顔で喜んでくれたと。父親としては嬉しかったです。やっぱり今回、娘も泣くことがなく、しっかり試合を観てくれたんで、子供たちの成長を感じることができました。ありがとうございます」

――強い父親をアピールできましたか?

【新日本プロレスリング株式会社】


後藤「できたと思います。そんなにしっかり聞いてはいないですけど、とにかく背中で語るじゃないですけど、こっちから何か言うことはないですけどね。しっかり伝わっているとは思います」

――先ほど「谷底に突き落とす」という発言もありましたが、どういったスタンスで海野選手の前に立ちはだかろうと思いますか?

後藤「自分自身がやっぱり先輩に叩き落とされてここまで来たっていう、そういう想いがあるので、やっぱりここで這い上がろうとする海野をさらに突き落とすことで、彼自身のためにもなるし、これからの新日本のためにきっとなると思います。そう信じてますので、ここでしっかりと先輩で俺が叩き潰す。それが俺の役目、責任です」

――『NEW JAPAN CUP』準優勝者の海野選手には挑戦資格というものが充分にあると思うのですが、4.5両国大会ではファンからの一部きびしい反応がありました。これはどのように見ていますか?

後藤「あんまり自分は気にしてないですね。やっぱり彼自身もそんなものは気にする必要ないと思うし。まあホントならね、自分が呼び込む前に出て来て欲しかったなって想いはありますけどね」

――これまでの防衛戦は棚橋選手、永田選手、フィンレー選手は新世代に入ると思いますが、日本人の新世代とは初めて対峙します。その点はいかがでしょうか?

後藤「今までの防衛戦もやっぱり自分自身の上を越えるという意味でベテラン選手とやってきたわけで、今回初めて新世代と言われる筆頭の海野とやれることで、新しい自分としての王者像という、そういう新しいものを見せられるかなと思っています」

【新日本プロレスリング株式会社】

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント