【ガンバ大阪】今必要なのは勝点3の奪取。ボールを動かす柏に対してガンバがクレバーに勝ち切りに行く
「準備期間が短くてもっと出来るところはあったが、町田戦はしっかりと試合を支配してくれた。今いる選手でどのように戦うかというところでもポジティブな形でやれた」とポヤトス監督は一定の評価を口にするが、一方で課題はワンチャンスに付け込まれて献上した決勝点。「町田戦に関しては本当にあの失点の場面だけ。守備に関してそこまでネガティブになる試合じゃなかった」と福岡も悔しさを隠そうとはしないが、改めて3バックを採用する相手に先手を取られる難しさを思い知らされた町田戦となった。
3連戦の締めくくりとなる柏戦は中3日での過密日程となるが、ガンバとしてはアウェイでも勝点3を目指すのみである。町田戦は後半からピッチに送り出された満田も言う。「今、3試合勝ちがないので、勝ちが欲しいし、ピッチで相手よりも1点多く取ることが必要。そのためにも先に失点しないことが大切だと前節、再認識した」。
ロングボールを多用する町田戦とは異なる戦い方が必要になるガンバだが「柏はボール保持を信条にしているが、我々もしっかりとボールを握ることが大事」とポヤトス監督。そのために必要なのはチームで一体感を持った守備を見せることだ。
前節終了時点で12位のガンバだが、首位との差はわずかに勝点6。「今は一節で(順位が)変わる状況だし、今どれだけ勝点を積めるかで優勝争いに関われるかが決まってくる。内容も大事だけど、何としても勝点3を取りたい」と半田が力を込めたその言葉が全てとなる柏戦だ。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ