【ガンバ大阪】連勝中のホームで町田を迎え撃つ。昨季未勝利の相手にガンバの力を見せつける

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【©GAMBA OSAKA】

敵地で挑んだ新潟戦は、今季好調を維持しているジェバリの2ゴールで一旦は試合をひっくり返しながらも、痛恨のドローに終わったガンバ。「単純なミスも多いし、最後のところを詰めきれていないとか、全員で守る質と量をもう少し上げないといけない」と新潟戦の土壇場で貴重なPKを決め、ガンバを敗戦から救った宇佐美はチームの課題を口にする。

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現在11位のガンバだが2位町田との勝点差はわずかに3。混戦模様のシーズン序盤ではあるが、現在連勝中のホームで目指すのは当然、勝利である。
昨季の対戦は1分1敗。ただ、ホームで7シーズンぶりとなる首位浮上の可能性もあった昨年7月の対戦で、痛恨の逆転負けを喫した悔しさを選手は忘れてはいない。「あの試合から、優勝争いを難しくしてしまった。チーム全員で悔しい思いをしたので今回は良い結果につなげたい」と中谷はチームの思いを力強く語った。

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ガンバが上位追撃に向けて勝ち切る流れを取り戻す上で今、必要となるのは、やはり守備の安定だ。現在リーグワースト2位タイの13失点を喫しているが、「チーム全員で引き締めたい。まとまって守備が出来ている時はいい攻撃にもつながるし、リズムも取れている。間伸びするとダメだなと感じる」(一森)。今季勝利した3試合は2試合がクリーンシート。得点のチャンスが増えているのは事実だが、まずは粘り強く谷が守るゴールをこじ開けにいきたい。

そんな町田戦で必要になるのはピッチに立つ選手たちの統一した意識と、コンパクトさである。
「町田は前線にボールを当てて、セカンドボールを拾ってくる」(ポヤトス監督)。町田がいかなる戦い方で挑んできてもガンバにとって不可欠なのは球際で競り負けないこととセカンドボールのケアとなる。

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一方の町田は開幕直後こそ勝ちから遠ざかっていたものの、直近の4試合は3勝1分で調子を上げており、現在2位。その勝負強いサッカーは今季も健在だ。最前線のオ・セフンにロングボールを配球し、2列目のアタッカーが絡んでくるスタイルは健在。とりわけ新加入の元日本代表西村はチーム最多の3得点を決めており、相馬も3アシストと警戒すべき存在だが、今季の町田は対戦相手のスタイルに応じて、最終ラインからボールを動かす戦い方も用いてくる。「今年の町田は3バックで、前線にタレント性のある選手を加えてきた」とポヤトス監督も警戒感を口にする。

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ただ、ガンバも前線のクオリティでは引けをとっていない。守備には課題を残すものの、今のガンバの強みは数多くの決定機を作り出せることにある。
「町田は前線からはめ込みに来る。その1列目をどう剥がすか」(ポヤトス監督)。ビルドアップにこだわらず、ジェバリのタメを生かしながら町田の最終ラインをこじ開けるのみだ。
攻守両面で激しい局地戦となるのは必至の町田戦。臨機応変の戦い方で、ガンバがサポーターとともに勝ちに行く。
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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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