愛知尾州ボーイズが春の王者に!「スターゼンカップ 第55回日本少年野球春季全国大会」

ボーイズリーグの春の全国大会「スターゼンカップ第55回春季全国大会」が3月31日に閉幕した。
大会最終日となる3月31日は大田スタジアム(東京都大田区)で中学部の決勝戦が行われた。

愛知尾州ボーイズが初優勝

中学生の部の決勝は、愛知尾州ボーイズ(愛知県西支部)と紀州ボーイズ(和歌山県支部)が対戦した。
愛知尾州は、5年連続9回目の出場。対する紀州は、2年ぶり8回目の出場、一昨年もスターゼンカップに出場し準優勝するなど目覚ましい活躍を見せている。

試合は、紀州が江川櫂斗(えがわかいと)、愛知尾州は梅村 全(うめむらぜん)の先発で開始。
1回表の愛知尾州、一死から2番・青木遼磨(あおきりょうま)が死球で出塁、すかさず盗塁を決める。
3番三振で二死2塁のチャンスに、4番・早坂太良(はやさかたいら)がレフト前に弾き返し先取点。
愛知尾州は2回にも、中前打で出塁の梅村を竹内将馬(たけうちしょうま)の左前タイムリーで1点を追加。

さらに3回、一死から青木が四球で歩くと、紀州ベンチは江川から寺田悠士朗(てらだゆうしろう)をマウンドに。
3番・向島守弘琉(むこうじますぐる)が三遊間を破り1・2塁のチャンス、再び4番・早坂がライト越え二塁打で2点を追加する。

4点を追う紀州3回裏の攻撃、この回先頭の田村虎秀(たむらこしゅう)が内野安打で出塁、9番・千本陽太(ちもとようた)、1番・塩谷 暖(しおたにはる)が連続で四球を選び一死満塁のチャンス。
ここで愛知尾州は、小川銀士朗(おがわぎんじろう)をマウンドに投入。
紀州も代打に立石丈太郎(たていしじょうたろう)を送り出す。立石スイングアウトの三振、なおも二死満塁のチャンスに3番・江川がライト前タイムリー、2点を返した。

愛知尾州は4回にも1点を追加、6回には小川の二塁打に敵失も絡み1点、丹羽の三塁打で2点、向島のライト前で1点とこの回4得点でリードを7点に広げる。

愛知尾州・小川が三塁を陥れる 【フォトクリエイト 佐藤伸亮】

6回からリリーフするのは愛知尾州・神谷敬治郎(かみやけいじろう)。
7点を追う紀州、この回の先頭・江川三振で一死、主将で4番・川村遙人(かわむらはると)が右前打、5番・寺田も右前打と諦めない。
6番・土居煌輝(どいこうき)遊ゴロで二死1・3塁、ここで愛知尾州、最後のマウンドに坂野煌亮(ばんのおうすけ)を送る。
坂野は尾州7番・田村に四球を許し満塁とするも、最後はセカンドゴロで後続を断ち9対2のコールドで試合を終えた。

優勝した愛知尾州ボーイズの選手たちが喜びを爆発させる 【フォトクリエイト 佐藤伸亮】

試合後、愛知尾州の藤川正輝(ふじかわまさき)監督は、この世代は27人が入部し一人もやめることなく頑張ってくれた。
ベンチ入は皆3年生。みなが一丸となり、全員で戦った成果が優勝に繋がったと、教え子たちの活躍を称えた。

愛知尾州ボーイズが悲願の初優勝 【フォトクリエイト 佐藤伸亮】

スターゼンMVP賞は青木遼磨選手。さつまビーフのヒレ丸ごと1本が贈呈

決勝戦の後の表彰式では、特別協賛のスターゼン株式会社・代表取締役社長・横田和彦氏より、優勝の愛知尾州ボーイズには「さつまビーフのサーロインを丸ごと1本分」、準優勝の紀州ボーイズには「麦黒牛のサーロインを丸ごと1本分」が授与されると観客席の保護者、関係者から大きな歓声があがった。

優勝:愛知尾州ボーイズ「さつまビーフのサーロインを丸ごと1本分」
準優勝:紀州ボーイズ「麦黒牛のサーロインを丸ごと1本分」
スターゼン社長賞:湘南ボーイズ「ハンバーグ山盛り300個」
(プレーン・チーズイン各150個)
敢闘賞:湖南ボーイズ「マクドナルドで使えるマックカード3万円分」


続いての個人賞の発表では、青木遼磨選手(愛知尾州ボーイズ)がスターゼンMVP賞を獲得。
「さつまビーフのヒレを丸ごと1本分」がスターゼンより贈られた。

スターゼンカップの最終結果と表彰内容は以下の通り。
小学部 優勝 大阪都島ボーイズ(大阪北支部)
   準優勝 稲沢中央ボーイズ(愛知県西支部)
中学部 優勝 愛知尾州ボーイズ(愛知県西支部)
   準優勝 紀州ボーイズ(和歌山県支部)

マナー賞
 小学部 優賞 鳥取ボーイズ(山陰支部)
     良賞 堺中央ボーイズ(大阪阪南支部)
 中学部 優賞 愛知尾州ボーイズ
     良賞 北杜ボーイズ(山梨県支部)

ボーイズリーガー賞
 小学部 福田 愛真(ふくだあしん)君:大阪都島ボーイズ
 中学部 丹羽 裕聖(にわゆうせい)君:愛知尾州ボーイズ

スターゼンMVP賞
 小学部 大塚 叶翔(おおつかかなと)君:大阪都島ボーイズ
 中学部 青木 遼磨(あおきりょうま)君:愛知尾州ボーイズ

優秀選手賞
 小学部 腰山 潤人(こしやまうると)君:稲沢中央ボーイズ
 中学部 土居 煌輝(どいこうき)君:紀州ボーイズ

スターゼンから両チームに豪華な副賞を贈呈 【フォトクリエイト 佐藤伸亮】

決勝戦に先立ち、関西女子vs中日本女子のエキシビジョンマッチが開催

ボーイズリーグは近年人気を増す女子野球にも力を入れている。
決勝戦に先立ちエキシビジョンマッチが行われた。

試合は、関西女子が先制し、一時は6点差をつけ、大量リードを奪う。
中日本女子も怒涛の反撃を見せ、最終回に6点を返すも、わずか1点及ばず、関西女子選抜チームが勝利した。
閉会式では、コージー本舗より化粧品詰め合わせ「おしゃれグッズ3点セット」が、そしてオークリーからはバッティンググラブが、出場選手全員に贈られた。

エキシビジョンマッチで対戦した関西・中日本女子チーム選手 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

「ライセンス制度」導入に成果、と飯田研二副会長

ボーイズリーグでは2024年度よりライセンス制度を導入し、暴力や暴言の廃止はもちろんのこと、選手指導の基本理念に「スポーツマンシップ」から学ぶことを推奨している。
この大会を通じて、敗者が勝者を称えるシーンを数多く目にした。嬉しい限り。
また、野球そのものの技術レベルにも目を見張るものがある。
あらためて指導者の熱意と努力に敬意を表したい。
「ライセンス制度」に一定の成果が見られるが、今後も継続して選手ファーストの取り組みをおこなっていきたいと、連盟副会長の飯田研二は今大会を総評した。


原稿:広報委員会 文中敬称略
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著者プロフィール

ボーイズリーグは、国内最大級の硬式野球団体です。 チーム数は小学部・中学部合わせて710チームが加盟し、22,000人以上の選手が所属しています。 ボーイズリーグ公式チャンネルではスポーツナビに掲載された記事をおまとめでお届けします。

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