【ガンバ大阪】ポヤトス体制下では3勝1分。決め切る力が新潟相手に問われる
前節を終えて、首位を走る鹿島との勝点差は4だが、同時に17位の浦和との勝点差もわずかに3。混戦模様のリーグ戦でガンバは新潟とのアウェイゲームに挑む。
ボール保持を重視する新潟に対して、ポヤトスガンバは過去3勝1分。相性の良さは決して偶然ではなく、攻守両面で狙いのあるサッカーを体現してきたが、今節のポイントは決定力である。
「ポイントは先制点を取れるかどうか。前節のようにチャンスがあっても決めきれないとああいう展開になってしまう」と中谷はシュート20本を放ちながら敗れた横浜F・マリノス戦の教訓を口にする。
今季公式戦初勝利を挙げたルヴァンカップはサブメンバーを含めてオール日本人で戦っている新潟だが、球際や切替えで遅れを取ることは禁物。一方でボールを動かしたい新潟に対しては効果的なプレスも有効になるが、攻守でバランスをとる鈴木は「相手はボールを持つことを得意としているチーム。ただ相手の良さを消したいがためにハイプレスに行きすぎると逆にその良さが出てしまう可能性がある」と奪う位置に関しては臨機応変にコントロールするつもりでいる。
新潟が与えた10失点の半数以上がセットプレーを含むクロスによるものだが、これまでの対戦で新潟相手には個人的にも相性がいい黒川の攻撃参加にも期待がかかる。
「新潟戦はしっかりと勝点3を取らないといけないし、上位に行く上で、流れに乗りたいのでしっかりと勝ちたい」(中谷)。
新潟戦を皮切りに始まる3連戦に向けて、ガンバが勝利で弾みをつける。
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