パルマ・カルチョの守護神である鈴木彩艶は3月のワールドカップ予選2試合で日本代表のゴールを守り、バーレーンとサウジアラビアを完封してチームのワールドカップ出場権獲得に大きく貢献した。

「代表チームにとって名誉ある目標を達成できたことをとても誇りに思います。この2試合を最高の形で戦い、今は次のリーグ戦であるエラス・ヴェローナ戦に集中しています。今シーズン、チームとクラブとして達成すべき大きな目標があり、次のヴェローナ戦に向けて準備を整えたいです」と鈴木は語っている。

ピッチでの日々の練習で細部にまで気を配る鈴木は、決して運に任せることはなく、あらゆることに完璧さを求めている。ゴールキーパーコーチのニコロ・パヴァリーニ、チームメイトのエドアルド・コルヴィ、リチャード・マルコーネとともに懸命に努力を続ける鈴木は、自己犠牲の模範だ。この日本代表選手はその才能と決意で、すぐにファンの心をつかんだ。このエリアでの重要なセーブ数は60回で、これは現在セリエAでヴァニャ・ミリンコビッチ＝サビッチ（64回）に次ぐ2位の数字となっている。