26日の試合結果「スターゼンカップ 第55回日本少年野球春季全国大会」

ボーイズリーグの春の全国大会「スターゼンカップ第55回春季全国大会」が開幕した。
大会初日となる3月26日は大田スタジアム(東京都大田区)ほか6会場で中学生の部13試合が行われた。

京葉がコールド発進。藤井寺は6年前のリベンジならず。

この日の注目カードは、保土ヶ谷球場で行われた京葉ボーイズ(千葉県支部)対藤井寺ボーイズ(大阪中央支部)。
京葉は春季全国優勝2回を誇る関東屈指の強豪。
対する藤井寺6年ぶり3度目の出場であるが、両チームは6年前にも準々決勝で対戦している。
結果、1点差の好ゲームを京葉が制し、その勢いのまま優勝するのだ。

試合は、藤井寺はエースの中森陽太(なかもりひなた)、京葉はサウスポーの安田奏(やすだそう)の投げ合いで始まる。
両チームともに1・2回は無得点、3回表、京葉の攻撃、先頭の西川翔真(にしかわしょうま)が大会第1号となる本塁打をライトスタンドに放つ。
京葉は4回にも4番・遠山勇芯(とおやまゆうしん)の右中間3塁打を足がかりに1点、5回には鶴岡風雅(つるおかふうが)、高井涼真(たかいりょうま)、柳下恵大(やぎしたけいた)らの長打攻勢で9得点し藤井寺を突き放した。
投げては京葉・安田が4回56球を投げ1安打で零封する好投。最後は西川が3者凡退に打ち取る好投で試合を閉めた。

先制本塁打を放つ、京葉・西川翔真 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

京葉先発・安田は4回を零封し勝利に貢献 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

1年生のみの多摩川ボーイズが岐阜中濃ボーイズを圧倒し、1回戦突破

開会式後の大田スタジアムでの注目の第1試合は多摩川ボーイズ(東京都西支部)と岐阜中濃ボーイズ(岐阜県支部)が対戦。
多摩川ボーイズは創部1年目の全員が1年生(新2年生)というチームで、その戦いぶりにも注目が集まった。
試合は初回から3点ずつを取り合い、2回を終えて8対4と乱打戦の様相を見せる。
3回以降は小刻みに加点した多摩川が、最終回にも3点を加える。岐阜中濃ボーイズに追加点を許さなかった多摩川が13対4で岐阜中濃を退けた。

6会場で熱戦開幕

所沢航空公園野球場では、前年度覇者の春日部ボーイズを倒して予選突破を果たした越谷ボーイズ(埼玉県東支部)と前回大会準優勝の生駒ボーイズ(奈良県支部)が対戦。
越谷が7対0で勝利し、2回戦へ駒を進めた。

駒沢オリンピック公園野球場では、初出場の開星中学ボーイズ(山陰支部)が明石ボーイズ(兵庫県西支部)を接戦の末、8対7でくだし、見事全国大会初勝利を挙げた。

3月26日(水)(中学生の部)試合結果
大田スタジアム
  第1試合  多摩川ボーイズ  13-4  岐阜中濃ボーイズ
  第2試合  紀州ボーイズ    6-1  狭山西武ボーイズ
  第3試合  射水ボーイズ   5-15 飯塚ボーイズ
所沢航空記念公園野球場
  第1試合  越谷ボーイズ  7-0  生駒ボーイズ
  第2試合  鯖江ボーイズ  4-3  県央宮崎ボーイズ
駒沢公園野球場
  第1試合  明石ボーイズ  7-8  開星中学ボーイズ
  第2試合  いわきボーイズ 0-14 八重瀬ボーイズ
県営大宮公園球場
  第1試合  熊本泗水ボーイズ  1-8  浜松北ボーイズ
  第2試合  枚方ボーイズ    8-1  鹿沼ボーイズ
保土ヶ谷公園硬式野球場
  第1試合  京葉ボーイズ   11-0  藤井寺ボーイズ
  第2試合  伊勢志摩ボーイズ  0-1  筑後ボーイズ
横須賀スタジアム
  第1試合  旭川大雪ボーイズ  6-8  広島北ボーイズ
  第2試合  八幡南ボーイズ   8-0  京田辺ボーイズ

原稿:広報委員会(文中敬称略)
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ボーイズリーグは、国内最大級の硬式野球団体です。 チーム数は小学部・中学部合わせて710チームが加盟し、22,000人以上の選手が所属しています。 ボーイズリーグ公式チャンネルではスポーツナビに掲載された記事をおまとめでお届けします。

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