【スノーボード】ワールドカップ最終戦で女子深田が3位に!パーク総合部門では長谷川が王者に!FISスロープスタイル・ワールドカップ フラッハウ (オーストリア)

チーム・協会
 スノーボードのワールドカップ(W杯)は、オーストリアのフラッハウ で今シーズン最終戦となるFISスロープスタイル・ワールドカップが行われました。天候もコース状況も悪い影響で男子予選が中止になり、女子決勝も中止になりました。前日の3月14日に行われた予選の結果が採用され、女子では深田 茉莉(YAMAZEN)が3位を獲得。最終戦をいい形で締めくくりました。また今季ワールドカップが全日程終了し、スロープスタイルとビッグエアとハーフパイプの3部門での総合王者が決定し、今季大活躍した長谷川 帝勝(STANCER)が年間王者に輝きました。

右)3位入賞した深田茉莉。中央)1位 Zoi Sadowski Synnott 左)2位 Annika Morgan 【全日本スキー連盟】

 女子最終リザルトは予選の順位が採用され、80.50ポイントを獲得した深田 茉莉(YAMAZEN)が3位を獲得しました。
 村瀬 心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)が4位、鈴木 萌々(キララクエストスノーボードクラブ)が8位、岩渕 麗楽(BURTON)が9位、鬼塚 雅(ISPS)が10位で最終戦を終えました。

 今回のワールドカップでは、気温の上昇により雪が溶け、多くの選手が滑ることでコースが著しく荒れてしまいました。また、天候が悪化し、さまざまな不運が重なったことが今回の結果に影響を及ぼしました。男子予選は翌日に延期されたものの、翌日も予選を実施できなかったため、最終的に中止となりました。

パーク部門年間王者に輝いた長谷川帝勝 【全日本スキー連盟】

 そして今回のワールドカップで今季の全日程が終了しました。ビッグエア種目で大活躍し、スロープスタイルでも着実に結果を残した長谷川 帝勝(STANCER)がパーク部門(ビッグエア、スロープスタイル、ハーフパイプ)での年間王者に輝きました。ビッグエア種目のポイントのみでも年間王者となっていた為、今季ビッグエアの活躍がいかに優れていたのかを証明する結果となりました。

左)パーク部門年間ランキング2位の深田茉莉 中央)1位 Mia Brookes 右)3位 Zoi Sadowski Synnott 【全日本スキー連盟】

 パーク部門(ビッグエア、スロープスタイル、ハーフパイプ)の女子では、深田 茉莉(YAMAZEN)が2位を獲得しました。ビッグエア種目でもスロープスタイル種目でも安定した成績を収めましたが、1位に僅か35ポイント足りませんでした。

ワールドカップ最終戦でメダルを獲得した選手と年間ランキング1位でクリスタルを獲得した選手たち 【全日本スキー連盟】

 ワールドカップは全日程終了しましたが、現地時間3月20日より世界選手権が開催されます。ビッグエア、スロープスタイル日本チームの今季最後の大きな戦いが始まります。皆さんの応援を心よりお願い申し上げます!
 
ワールドカップ最終戦 フラッハウ女子最終リザルト
3rd FUKADA Mari
4th MURASE Kokomo
8th SUZUKI Momo
9th IWABUCHI Reira
10th ONITSUKA Miyabi
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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