1. FCケルン | デュッセルドルフとのラインダービーは1:1の引き分けに終わる

1.FCケルン
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【©︎1FCKoeln】

ケルンが試合終盤で追いつき勝負を持ち越す

2月23日、1. FCケルンはフォルトゥナ・デュッセルドルフとホーム、ラインエネルギーシュタディオンで対戦した。古くから続く、このライン川沿いのラインダービーは熱戦が繰り広げられた。ほぼ満員のスタジアムには5万人が駆けつけ、カーニバルが近いケルンの街は大賑わいとなった。

前半、ケルンが試合の主導権を握り、特に前半は攻勢を強めた。18分、リントン・マイナがゴール前6メートルの位置からシュートを放ち、ケルンの攻撃の口火を切る。

また22分にはレアト・パカラダのクロスにユスフ・ガジベゴヴィッチがファーサイドで合わせられず、特典にはならなかったもののチャンスを生み出した。

直後の23分にはデヤン・リュビチッチが距離のある位置から狙ったものの、フォルトゥナGKフロリアン・カステンマイヤーに阻まれた。

ケルンは守備面でも相手にほとんどチャンスを与えなかった。

前半終了間際にはカインツがミドルシュートを試みたが、枠を捉えられず、0:0のままハーフタイムを迎えた。

後半に入ってもケルンのペースは変わらず。51分のマイナ、54分のガジベゴヴィッチと立て続けに決定機を迎えたが、最後の精度を欠いてゴールとはならなかった。それでも67分、再びマイナが突破を見せ、折り返しのボールをカインツがダイレクトで決め、ついに1:0とリードを奪った。

75分、後半も守備の手を緩めないケルンはキャプテン、ティモ・ヒューバースがゴールライン間際でシュートを防ぎ、ゴールを守った。

しかし終盤、フォルトゥナが猛攻を仕掛け、85分にはフィンセント・フェルメイがバーを直撃するシュートを放った。さらに90分、ジョエル・シュミートがハンド判定。デュッセルドルフにPKが与えられる。これをヨハネソンが冷静に決め、試合は1:1の振り出しに戻った。

試合終了間際のアディショナルタイム6分間、ケルンは再び攻勢を強めたが、勝ち越しゴールは奪えず、試合はそのまま終了。ダービーは痛み分けとなった。

2位に転落してしまったケルンだが、一位とは1点差を保っている。次節は3月2日にカールスルーエと対戦する。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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